■天華のいたたまれない所は
・あんなカッコイイ男に出会って(周瑜さん) ・あんな素敵な上司に出会って(劉備さん) ・あんな献身的なお友達がいて(徐君) ・あんなお兄さんがいて(満点兄ではないが瑾兄) ・あんな賢い嫁さんがいて(黄氏の退場が早い) ・あんな万能な女奴隷がいて(万能過ぎて哀れ)
・自分は美貌と若さと頭脳と長身と他もろもろ恵まれ、位人臣を極め
何不自由ないのに、当人も読者もいたたまれないのはなんでなんだろうなと。マンガやアニメでも、作者が溺愛するキャラほど、恵まれまくっているのに悲劇のヒロイン仕様なのはありがちな事ですが、それかなあとも。
物語を盛り上げるため?とか理由を考えて。え?人ってそんな頑固に「癒されない」「再生しない」ものなの?と絶望する仕様なのかもしれません。余程、心身万全でテンション高い時しか読めないだろうと思います。
(こんな緻密で精緻、複雑な小説を書けるのに、なぜこうなるんだろうという疑問が消えない)
・・・竹淵の死んだ祖母は少女時代ひどいいじめを受け。いい加減婆さんになっても、受けた「いじめ」をそっくり、何の関係もない周囲に繰り返す女だった。癒されないのねと言うべきか、アンタ頭変だと割り切るか。後者。
■多分全く素直な質問なんだろうと思うんですが。
休みの日何しているの、家で何しているのと聞かれるのは、何歳になってもあるんだなと思います。身の回りの家事などすれば、ある程度まとまった時間も使うので、何を説明するような事もないんですが。
取りあえず、漱石読んでいますと答えています。本なら社会史っぽいのとか、東西の古典的作品、日文読むかなと思いますが、詳しい人だと荷風や谷崎と答えると、ドエロ作家のイメージの方が強いらしいので最近答えません。まあドエロ作家ですが。
自分は、人に「何しているの〜」と聞いた事はあまりありません。
婚活中に、半ギレで聞いたくらいですが、ドライブと聞いて、半ギレが全ギレになりました。
あんた運転ドヘタクソやん、たらたらその辺運転して何が楽しい?お出かけ先、全部あたしに決めさせて何がドライブじゃ頭ドデカボチャ、とイライラどころか、理性がなかったら傷害事件でも起こしていました。男も車もキライ・・・、
キライなのは多分その男の運転、その男自身、そしてどうしても「クサイ」車なので、多分、車そのものと全人類の半分じゃないのかもしれない・・・と、金精峠を攻めまくって思いました。
大体、車ってのはプライバシーそのもの。車内は所有者の好みで染まり、体臭や買ったもののニオイもミッチリついている訳で。洗車だの換気だのでは、臭さは変わりません。よく知らないもん同士の婚活が、ドライブデートっては悪魔の選択です。死人しか出ません。 |
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