 ■ルパン6期を見終えました。以下雑感です。
・ベンツSSKが出た時点で、自分は満足できた
可愛いフィアットも、相当いじってあるだろうし、ルパンと言えばフィアットでも間違いじゃないと思う。ただし、クラシックで高級で、速くて、高度なドライブテクニックが要求されそうなベンツSSKあってのフィアットちゃんだと思う。
ベンツSSKにルパンが乗り込んだ時点で、ルパンが「正気」だったのが分かった。ルパンと言えば、黄色いあの車。12気筒。(私のマーチが直4気筒。どんだけスゴイエンジン)
・もしルパンとホームズと言うコンビに何か思う所があるなら。知的ゲームとでもいう、高度な犯罪者VS探偵とでもいうような、バトルじゃないかなと思う。
曖昧なバディものでもない、ぼんやりとレイブン?を追うだけの関係だった。後半のトモエも、結局ルパンのルーツ的なものは「ない」。6期がつまらないと言われるゆえんだと思う。ルパンなのに明快とは言い難い。
結果的に、ホームズと言う名前の単発キャラだったというんだろうか。あれだけ有名なネームちりばめて、どんな覚悟があった?としばらく考えた。
ルパンと言うだけで、相当なプレッシャーのあるアニメだろうに。プラス、ホームズなんて名前ドンと出して無事で済むはずがない。
教授だけ、よかったかもしれない。
石田さんの万能的な声が圧倒的。ルパン以外でも石田さん沢山出ているけど、どの作品ともマッチする不思議な重量感。落語心中とか神だった。
・トモエって?
バリバリに権力欲等だけで動く、男のボスキャラとは一線を引きたい考えだったのかもしれないけど、結局トモエも最後の希望は権力
特にひねりもなく、ルパンと言う天才と幼少期関わったから、催眠的な誘導で、子飼いにしようとしただけ
女ボスキャラと見せかけて、特にひねりはなかったなと思う。あえて言うなら、後半の女性ゲストキャラに、連続的な意味を持たせようとした努力についてなのだけど、ルパンって、もともと独立した20分弱の世界なので、女性達がつながらなくても特に問題ない
むしろ、「あの妄想娘と、あのデザイナーは〜」とか言われても困る。ファースト、セカンド、パート3、パート4、パート5、映画、OVA、テレスぺ等でも、単発キャラは単発キャラで光っていたし。 |
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