■イニＤとくれば、先生は新潟のご出身
新潟とくれば、えちごトキめき鉄道・北越急行、と豪雪地帯なのに、私鉄も豊富です。群馬にもいくつか私鉄はありますが、豪雪部分は「国鉄」のみです。すげえ新潟。
えちごトキめき鉄道のカレンダー二種と、オリジナルカレー４袋セット、気がついたら買っていました。イニＤとは関係ないお買い物ですが、群馬は群馬で、藤原とうふ店号を模したタクシー、啓介のＦＤっぽいタクシー、それに
真子ちゃん・沙雪、啓介＆涼介、という、真子ちゃんの喜びそうなイラストラッピングのタクシーが走っています。インパクトブルーと高橋兄弟、本編で会話したことないし、アニメの最後の全員集合の絵でしか、同じ空間にいたことないのでは？とは言わない約束です。
■細雪下巻、妙子が赤痢から復活しました。
ここに来て、上巻の明るかった雰囲気がガラガラと崩れていきます。鶴子一家は、妙子・雪子、関西の幸子達へ愛情や関心を失ったように見えます。
（まあ鶴子は子沢山で、そもそも妙子・雪子に昔のような贅沢な暮らしさせられるはずないのだけど）
雪子も、奥畑や板倉と付き合っていた妙子をある意味見限っています。本当に縁を切らない理由は簡単、姉妹なので、婚姻関係の様に人為的に切る事が出来ないから、それだけです。
勘当という懐かしい方法が妙子に下されましたが、そもそも妙子は鶴子一家とは不仲、幸子の家にも最後はあまり来ませんでした。
じゃあ妙子はどうしていたのかというと。
婆やさんの言う通り、奥畑に金銭面だけでベッタリだったのでしょうでも奥畑は
・性病
（花柳界に親しんでいて、婚外子も複数ある。雪子は、奥畑と妙子に肉体関係があると踏み、妙子も無症状でも性病にかかっていると怪しみ、妙子の入った風呂には入らない。・・・うつる可能性はあるらしい、過酷）
・軽薄
（本当に軽薄。お調子者、学歴だの出自だのは当てにならないと妙子は言う。
が、劇中の奥畑のよく分からない数々の行動は、妙子に多額の金を出していて、かつ肉体関係もあると思うと、分からなくもない。幸子も、そういうズルズルした関係を、黙認していると奥畑は思ったか？そりゃあ、妙子が謎の金で贅沢しているの、一番見ているの幸子だし。）
・金使いがおかしい
（浪費家。だが、本当に金の使い方がおかしいのは、幸子達の亡父じゃなかったかと思う。病気の奥さんを養生させながら、京都で芸者さんと豪遊し、尼寺を立てたり、なんやかや大暴れしていた。
そんな金の使い方のおかしい男に、散々美味しい思いをさせてもらったのが、鶴子・幸子・雪子。鶴子は苦労人だとしても、あの婚礼の時の着物など、すさまじい高額だったはず。
妙子はいつ、贅沢をするんだ？と思う
贅沢と言うと言葉が悪いけど、幸子の金使いのおかしさと、妙子の「おかしさ」は違うと思う。姉達、特に雪子のアホらしいくらいの頑迷さ、贅沢し放題な姿を、少女時代から見続けていれば、妙子も憤懣がたまりまくると思う。
うちはいいから、雪姉ちゃんにしてあげて、など妙子は言うけれど、まあ本心は違っただろう
雪子さえ「当たり前」に誰かと見合い結婚してくれていれば、妙子も穏当に成人していたのかもしれない。全ては雪子の意固地さの結果のような気がする。）
妙子が奥畑と結婚したがらない理由が、よく分かります。かつ、丁度よく貴金属店なんかしていた奥畑の財産も欲しいよね、と納得してしまいます。 |
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