■ちょっと一気に、しげの先生(昭和33年、1958年生)の後作品を読んでいました。イニDは1995〜2013年掲載です。
・バリ伝(1983年〜)少年マガジン
ラルフの外伝とか、描いてくれれば読むのにと思うけど、車・バイクマンガ自体二回三回と描かないらしい。イニDも若い頃の文太とか描いてくれればすごく読むのに。
そう思うとMFの立場が微妙になる。秀吉を強引に退場させたくらいだし、グンの「ような」キャラや漫画を二度は描かないという考えなら。(バリ伝は王道に近いと思うんだが)
バイク漫画家、車マンガ家と言われるのはイヤ・・・なのかなと。(藤島先生みたいに、乗り物(と女子キャラ)という路線で描き続けてもいいと思うんだが)
・リリカルナイトストーリー(1984年)少年マガジン
この頃の絵は可愛い。生意気な男の子と、清純派な少女という王道の雰囲気
・めもりいすのー(1991年)少年マガジン
同上。バリ伝の何巻の時くらいの〜というコメントも多く、当時の先生の身辺雑記も多い。明るい空気が今読むと辛い。
・トンネル抜けたら〜(1992年)ヤンマガ
多分舞台は越後湯沢。女の子は可愛いけど、ハチロク内で女の子が下パンイチとか、未成年の性行為未遂とか、青年誌?好み?みたいな感じが増えた気がした
・将(1992年)少年マガジン
オカルト系バトルマンガ。何も間違っていないと思うんだけど、短命だった。爺さんにスカートの中のショーツをまさぐられる、失神中の美少女、という康成かというノリ。その後ヒロインがスパッツ着用になった。人間のバトルより、FDや将のバイクがカッコイイ・・
・ドッピ―〜(1992年)ヤンマガ、以降ヤンマガ
スポーツマンガがお好きなのだろうか。イニDも広い意味ではスポーツマンガだし。ラブコメなんだけど、エグイ。「女の子・女性の立場」にあんまり考慮がない。暴行未遂=カッコイイ、ないし俺ストレスあったしくらいの扱い
・高嶺の花(2014年)
意外な事にハッピーエンド。ヒロインの秘密は「実父がストーカーだった」事だろうか。コミックスの表紙に???と思ったが、読むと意外といける。ただしイニDサイコー!と思ってこれを読むと、????と思うと思う。
・セーラー〜(2015年)
啓介顔のボーイッシュなカスミが好きだった。キャッチャーのキャラとかいいと思うけど、オタコ・ガリコ・ポチャコは結構な人権侵害な命名なのでは。
パンチラを通り越して、生尻が突き出ている。描いていないが陰毛もあれじゃ見えてしまう(脱毛しているとか余計な事考えたくない)
ええんかと思うが、対戦相手も丸出しだった。どうしよう・・と思っているうちに終わっていた。(二枚履きだろうが、薄そうな紐パンとかなあ)
・・・女子の内面の話なら、読みたい人は本当のターゲットである女性マンガ雑誌を読むだろうし。スポーツマンガ読みたい人なら、ガッツリ系のスポーツマンガ読むだろうし。
が、ヒロインの丸見えの下半身は「読者が喜ぶ」という認識であると書いてある。高嶺の花の時もそうだったけど、「エロくありたい女性」とかいるんだろうか?と思った。余計な性被害に遭うだけな気がするし。
ちなみに実在の「硬式野球」のユニホームは、女子でも男子同様長袖長ズボン。うん、チアガールみたいな格好だと、怪我防げない・・・よね。 |
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