■ぼんやりした不安を持って温泉地に行ったら
隣室が若いカップルでした。30代未満くらいでしょうか。
頼むから宿泊日の午後7時台に、あえぎ声はやめてほしかった。イヤイヤそんな事はない、せきやくしゃみとかの音・・・のはずはなく、テレビ等で見る出産時の妊婦さんの様な声が、定期的に響く
(父母のセックスを見た子供が、「パパがママをいじめている!」と勘違いする事があるそうだけど、分かる)
フロントに言うも、今度は女性の「笑い声」が深夜0時以降に響く。キャハハハ×10回くらい?楽しそうで何より。そして朝も、あえぎ声。
パーなコギャル、バカな巨乳女って言葉が頭をよぎりましたが、どんな女性だったかは知る由もありません。フロントも一回は注意してくれたわけで。
赤の他人に自分のセックスをリアルタイムでばらして喜ぶ女性だったのか、ガチでパーかつバカだったのか。または旅館の壁が薄かったのか(そこそこのお値段の温泉旅館、だが田舎には違いない)。
(酔っ払いの男は過去多々見たけれど。今回男の方はからっきし静かだった。今後のネタにするにしても、材料がやや足らない)
■驚愕、疲弊の次に、ぼんやりした不安が来ました。何がどうとは書けませんが、芥川の有名なセリフを知っている人と話せたらと思います。
自分は芥川の鼻あたりは読めても、河童あたりで挫折しました。芥川の小説って項数はそんなにないけれど、情景をイメージするのがとても難しいです。
文章はとんでもなく古風という訳ではないのに、とにかく読みにくいです。ですが漱石の後期の弟子だと思うと親しみがあります。
漱石、生前「漱石が絶賛」と結構な人数をデビューさせています。多忙なのに、人の作品しかも新人のものをキッチリよむあたり、そりゃあ漱石は短命だったろうと思います。
さてぼんやりした不安ですが
現実主義の京一さんにはどう映るのか
多分、滅茶苦茶一喝されて、かつその後一緒に「どうすれば不安にならないか、不安が薄まるか?」を試行錯誤してくれるのかなと思います、そうであって欲しいです。
(エンペラーにそういうタイプいない気もする。京一と言う絶対的に中心たる男がいるので、そもそも「不安」自体薄いのか。やっぱりペンギンみたいに、密集して安全を獲得する生き方なのか。
人間も、密集できるといいと思う) |
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