■珍しく仕事行きたくない病だなと。仕事好きだし、何よりお金が欲しいので仕事行きたくないって、あんまり思わないんですが。(家にいても仕方ないと思う)
ルーザー様がひょいと帰らなくなったのって、こんな時だったんだろうなと。マジックと合わなくなったのは分かっても、家族と距離が出来るくらいなら、「家族」として死ぬ方がよかったんだろうなと。
キレイに「絆」を信じて死ぬ方がいいのか、自分の欲望のままえげつなく生きるのがいいのか。
高松の場合後者で。そもそも高松には殉じる程の「絆」が青の一族と発生しておらず、死んでも死に損。グンマ様を育てるとか、ガンマ団の運営に貢献するなどで、もともとない一族との絆を夢見るしかない。
生きるために方法は選べないし、グンマ様に対してもつぐないの気持ちがあっても、「(嘘を)やめる」ことはなかった。
殉死も殉職も高松の好みではない(※殺してくれるのがキンちゃんなら別)。えげつなく生きる高松が好きだなと。
繊細、高貴なキャラより。高松みたいな、生き方を二転三転させても生きて何かしようと思う人が好きです。京一も、えげつなさでは高松に似るかもしれません。(妙に劇中で「(能力が高いのに)好かれない」キャラなのも同じか)
■レッドゾーンならぬ、レッドオーシャンについて考えていました。
どうして先生、車&バイク漫画作家という絶対的な地位があるのに、レッドオーシャンな「恋愛もの」に突入したかなと。仮定すると。
・男女の話が描きたかった (ヒット作の後は「描きたいもの描いていいよ」的なノリで編集と話が進む、とかくしごとでやっていた)
・恋愛ものなら、圧倒的にパイが大きい
今後、車もバイクも環境問題があるし、自動車会社の方でもEVが増えるし、90年代の様に車!車!車!という時代ではないのは確か。
昔はいいクルマ=モテる的なノリもあったし、車が唯一の投資先とも言えた。(イニD当時だとポケベル時代なんだが、劇中に何故かポケベルが出てこない、何故?女子のアイテム扱いだからか?)
イニDにおいても、当初はエロ要素&車な、トンネル抜けたら〜的なノリだったから、車と性欲は近い(うーん)。
車が好きなのか、車乗って女子と湖行くのが好きなのか。後者なのか。
兎に角、車というアイテム自体、現実では衰退しているのだから、パイはそんなにないと言ってもおかしくはない。湾岸続編でも、結構物語を作るのが苦しそうに見える。男女物の方が「安全」とも言えるか。
そんな「作戦」が仮にあったとしても。イニDという圧倒的で唯一無二な作品は、原作完結が2013年だったのに、今でも赤豚がオンリー開くんだよという人気ぶり。 |
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