■ギャスケルの書いた、シャーロットの伝記を読んでいます。ノリが講談です。語り手が丸見え。落語なら話が始まればスッと「いなくなる」のに。
このテンションで、「ああ哀れなるレデイ、シャーロットの運命やいかに!」とやるのかなと。英国物でありがちな、「忠実な使用人達にかしずかれ、あでやかなドレスを数時間ごとに着替え、優雅にお茶会」な感じは全くありません。シャーロット達は基本的に自分で家事をします。高慢と偏見ではありません。
むしろ
ブランウェル→金持ちの人妻と結婚する気でいた
シャーロット→普通に身近な男性に求婚されることもあったのに、ほぼ全部断り、「恩師(既婚者)の心の愛人」になりたがった そりゃエジェ夫人だってシャーロットがキレておかしくなって、「結婚の約束があった!」とか言い出したらイヤ過ぎるから、証拠に手紙残すだろう
(実際、「どうして貴方はお返事をくれないの!!?奥さんが怖いのね!!???」的な手紙が、「シャーロットの異様な恋心」の証拠なので、残すしかない)
伝記この辺の「解」があったらいいなと思いますが、多分ないでしょう。
■そんなわけで、霧降高原行って来ます。バス停終点まで一回、滝まで一回行っています。金曜は天気も回復するらしいので、マイカーで行きます。
霧降は日光駅前からバスがあるので便利なんですが、運転するのは東武さんです。うん、いろは坂運転したら、次は霧降行こうと思っていました。
標高は高いですが、道は広いし舗装されているし、急激な坂は特になかったと思います。
いわゆる「峠」で困難だったのは、今までだと暮坂峠に弱ったことがありました。あのウネウネ本当に上るの?と泣きそうになりました。
誰だ、ヒルクライムなんていう単語作ったのはと泣きべそで、クルクル上がりました。いろは坂も下りはクルクルしていますが、あれは看板もあるし、怖くも何ともないのは何故でしょうか。上りも眺めがいいし、明智平あるしで全く怖くありません。
(でも長い坂道なので一応緊張していく。油断はだめ)
多分、地形を意識できないヒルクライム・ダウンヒルが怖いんだと思います。いろは坂なら、博物館で「奥日光の模型」など見て、あーこんな感じかと勉強できます。赤城山も、何回か走ればクルクルの回数とか度合いが分かる気がしますが、他人の運転で上ると、滅茶苦茶怖いです。
(これが理由で、群馬県内の旅行は大体楽しんでいない。イニD読むまで、結構本気で群馬=イヤ、だった。)Content-Disposition: form-data; name="image"
|
|