■大人になってから気が付いたんですが。
・セーラー戦士みたいな、「シンプル可愛い(※レイみたいな特に結ったりしていない髪のイメージ)」
とか、ちょっとボーイッシュとか。はるかさんみたいな、マニッシュとか。亜美ちゃんみたいな、優等生ファッションとか もろもろ
素がよくなきゃ、アカン奴だったなと
はるか的な何かに憧れて、という訳じゃないですが。みちるみたいな女っぽさにはなれないだろうと思ったまでは正解だったんだから、竹淵はキレイになる努力を惜しんだだけだったんだなと。
少なくとも、亜美ちゃんみたいにベンキョー一途だけと、異性からのラブレターが定期的に来たり。男嫌いだけど「複数の男子校にファンクラブがある」レイ的なのって、いい加減早いうちに竹淵には不可能な世界なのだと気が付いておいてよかったんじゃないかなと。
(※少女漫画あるある、「え?隣のクラスの佐藤君がアタシのこと好き?」とか、まあ「ない」)
逆に言うと。逆立ちしても女としての幸せがない竹淵には、可能な限り夢見るイメージが必要だったんだろうと思います。甘いイメージさえ失ったら、多分死んでます。現実は痛いだけ。
(ふと。「モテ」だと原作の火野レイと、涼介だと、どちらが「モテ」るのだろう。レイは「バラの花束を知らん男が腐る程くれる」。涼介は「バラの花束を未知の少年に送る」。人口過密な都心在住なだけにレイの方が、ボリューミーか。)
■調子悪いなと思うんですが。
大体調子いい時なんてなかったよなと。
セーラームーンSの美奈子みたいに、唐突に献血に目覚めたり、何かと心身を奮い立たせようとして、常に自分のケツを叩いて来たんだよなと。
叩いてどうなるのかというと明確な返事はありません。猫のため、犬のために、仕事してお金もらわないとならない事だけが明白です。
子供の頃はよかったとも思いません
・残酷なまでにキツイばあさん・じいさんが家にいて、母はダウン、父はスルー、と煉獄 何か悪いことしましたかと毎日思った
あまりにひどい家で、飼い猫が毎年死んだ。愛猫が毎年違う家。父親が猫の死ぬたびに、新しい子猫を拾ってくるのだけど、誰も世話する時間もスキルも愛情もなく、皆早死にした。ペットは多いが、みんな死んだ。
学校に行けば、音楽・体育の出来ないカスとしていじめられ、父親の職業、家庭問題等で毎日さげすまれ
友達もクラスメイトも本当にいらなかったけど、「オトモダチのいない、かわいそうでダメな竹淵ちゃん」と先生まで見下すので、中学に入ったら「死んでも内申書上げて、いい学校行くんだ」と誓った
小6の頃校内で、割とガチ目に死のうと思ったのですが。
「きたねえ死体〜」「警察と消防来てうぜー」とクラスメイトが竹淵の死体を邪魔にするのは目に見えていたのでやめました。教員も、「駄目な子」としか見ないでしょうし。
日々苦しんでいる竹淵さえ、ゴミ扱いするのだから、死んで動けなくなった竹淵は、どんなに粗末にされるのだろうと思うと、自分の体くらいはいつかどうにか、安置されるようにせねばと思い、今に至ります。 |
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