・アニメ氷菓、最終話まで見ました。
チョコの件、摩耶花から見ると。
・もう後がない摩耶花。何年でも里志は返事を待たせるだろうけど、待つのは辛い
今年は千反田という好奇心旺盛なプレイヤーがいる
(あえて、自分の恋路に千反田を監視役として加え、千反田の好奇心と言うか「出歯亀」大好きな部分を、最大限利用する摩耶花。それくらい、摩耶花は追い詰められている。
いや、普通の女子なら、同級生のそんなデリケートな案件、寒い部室でわざわざギンギンに監視なんてしないだろ・・・・好奇心というか、ここまで来るとスケベ根性と言うのか)
折木なら、「部室に里志へのチョコがあって、里志が持って行くか否かで、交際開始か否かが決まる」という大事件の場に、あえているはずがない
天候のこともあったけど、図書室にいる折木 (この辺は折木一流の気遣いだと思う)
千反田の、ギンギンな監視をかいくぐり、チョコレートにたどり着く里志。チョコを砕いて隠すと言う、里志のやったことは愚かだったと思うが、今回の「試験」をなかったことにしたいという、もがきでもある。
・・・・摩耶花には辛い選択だったけど、あくまで摩耶花と里志の間の話、でもある。今回、千反田という、ギンギンの監視にチョコをさらしたのは、摩耶花の作戦でもあった。「部室」という、千反田の目に絶対に触れる場所に置いた摩耶花の作戦。
で。
世界中で摩耶花と里志だけの問題なのに、天文部に言いがかりをつける千反田。夢中だった、とも言えるけど、他人の恋路をガンガンのギンギンに監視している事の方が、異常だった・・・・と思う。
折木が、なんとかしてやるからと言わなかったら。
千反田は天文部の部室を、滅茶苦茶に探し。中山さんのスカートをめくり。
沢木口達のカバンやロッカーを漁り、手当たり次第グチャグチャにし、「摩耶花さんの手作りチョコー!!!」と狂ったように探し、挙句警察や職員室にまで言うんだろうか。多分そうする。恥をかく摩耶花。逃げる里志。
チョコの件に千反田をあえて巻き込んだあたりで、摩耶花の受けるダメージもあった。千反田の使い方を知っているようで甘かったが、フォローに走る折木に泣ける。姉さんからしかチョコもらっていないのに。
関係ないが千反田。仮に豪農を継いだとして 「なんであの人ケッコンしないんですかー」 「なんであの人子供がいないんですかー」 「なんであの人〜」
と、周囲のプライベートを「無我夢中」に探るんだろうか。結局この一年の騒動は、「自分が経営者になれるか否か」の実験的時間であって、別に古典部頑張ろうとかではない。
経営者志願?なら、摩耶花が300部発注するの止めてあげろよ・・・・・・悪い事言わないから、庶民で不満だろうけど、折木の手を取れ千反田(彼女をフォロー出来るのは折木しかいない) |
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