madeingermany

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...... 2024年03月02日 の日記 ......
■ トミー&タペンス   [ NO. 2024030201-1 ]

・クリスティを読む時。どうすると、こんな裕福な社会があるんだと思います。


・莫大な遺産
・豪華な邸宅、別荘、旅行先
・遠縁でも付き合いのある親戚
・金持ちの夫
・乗馬やテニスが仕事の暮らし
・もちろん、食事の時間が来るとお着換えする生活
・専門の弁護士がいる

・大勢の、献身的な家事使用人達

・警察は呼びたくない〜、といって呼ばれるポアロ

・年数回の、国内外の長期旅行。彼等の場合、数か月単位で、「他人の家」とか泊まる。または高級リゾートに数か月とか


比較的庶民に近いはずの、トミー&タペンスも、信じられないくらい、裕福に暮らしています。金がない!と騒いでいた初期とは別人です。

タペンスは聖職者の家の娘で、イギリスにおいてよくある家柄と思われます。マープルも関係者は聖職者が多いです。つまり、タペンスやマープルに、生まれながらの資産が・・・・この場合、あります。ブロンテ姉妹とはかなり異なります。


そして

エジプトや中東へ、女性が一人でフラフラ行ける事

どうしてもあり得ないと思いますが、WW1敗北のため、オスマントルコ崩壊〜イギリスの支配、という時代があったので可能の様です。

今のエジプトなどの様相は、WW2後にイギリスが植民地を手放したあとのものです。クリスティの時代は主に、戦間期という奴なので、本当にわずかです。でもあった時代です。




世界史的にいうと、ドイツが再度戦争に向かった苦難の時代で。日本は何故か、WW1では日英同盟でイギリス側になり、やや得をしたはずです。故に、WW2に向かってしまったとか。

イギリスの歴史で言えば、最も華やかな頃だったのだろうと思います。東アフリカだの、アルゼンチンだの、西インドだの、キャイキャイ語られるので、読んでいて頭痛くなります。え?人の国でしょ?と。

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