 ・下に続くんですが。クリスティの愛の旋律について。主人公の両親及びその周囲の大人の描写が、あるある過ぎて、えげつなかったです。
・主人公父 生活力がない 女中に手を出す 女好き ・主人公母 自分を悲劇のヒロイン視するのが上手い ・使用人達 現代の作家には書けないだろう時代性
読んでいて、これだよこれと思いました。うん、大邸宅なんて余程の金がないと維持できないんだよという、お話でした。
・クリスティの、愛の旋律を読みました。英語としてのタイトルは、ジャイアンツブレッド、巨人のご飯とかいう意味だそうです。
多くの女性が出て来ますが、彼女達の苦しみや悲しみは、全て、ヴァ―ノンの音楽に昇華される、そういうテーマだったと思いますが
そんな音楽聞きたくないと言うか
クリスティって、婚姻前の名字がミラー、二度目の婚姻でマローワンという名字になっています。なんでクリスティなのかって言うと、一回目の婚姻の時にアクロイド殺しなどで作家としての地位を築いたから
離婚する程、悩み切った関係だったろう男の名字を、生涯作家として名乗らればならないって、どんな思いだろうなと思います。別名義、ウェストマコットもありますが、ウェストマコットだけで検索することはないでしょう
が、元夫、アーチボルドってアガサのめっちゃタイプだったんだろうなと思います。悪そう、金遣いが荒い、若々しい、セクシー、生活力なさそう、等、いい加減だけど最高に興奮させてくれて、エネルギッシュと言えそうな感じの男
何故って、クリスティの小説には、そういうチョイワル的な男が何回も出て来ます。大体悲恋ですが、そんな男と恋がしたい!!願望があったのかなと思います。
クリスティが超売れっ子作家だったからいいんですが。愛の旋律のネルの様な女性は、ダイヤ買ってくれる、年上の男がいいよねと本当に思います。
僕は音楽に生きるよ!僕が幸せなら、君も幸せだよね!お金もドレスも、大きな家も要らないよね!!って男、いらないでしょう 別に
ただ、そういう男に惹かれるかもしれないし、そういうチャラい奴に愛される、可憐で妖精の様な女の子でいたい、と思うのもあり得ることなのかもしれません
結果的に、劇中でどの女性もヴァ―ノンとセックスはしても、婚姻は結んでも、事実婚な場合でも、最後には分かれます。
ジェーンはなんで出て来たと思うような女性ですが、解説役じゃんとも。あと、ネルじゃ事実婚、同棲、的な関係に耐えられないから、「お楽しみ」としてクリスティが提示したのかなと ------WebKitFormBoundaryLAcFLPbARa2s33CX Content-Disposition: form-data; name="image"
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