どうして涼介程の男が、群馬に居続けるのだろうと思いました。高校も群馬、医大も群大です。
外的な要因もあるんでしょうが
涼介、多分安全基地がないんじゃないかと思います。啓介の心のよりどころはアニキでも、アニキは多分、少なくともご両親を安全基地だとは思ったことがないでしょう。
どうなるかというと。「安全かもしれない場所にこだわる」のかなと思います。劇場版でウテナの外に行こうと言う誘いを、「出来ない!」と全力で拒んだアンシーのように。
アンシーが学園から出なかったのは、使命感や兄への愛情もあったと思いますが、第一は「外を知らないから」だったのでは。学園の中なら彼女の庭だし。
京一の側の人間達が、多分、外へ行くのにためらないがないのに。(舘さん、カイ、拓海、清次も狭義では県外と言う「外」に飛び出た男)
もし涼介と京一の出会いがもう少し早かったら。多分涼介は、あんな嫌そうに医者への道を選ばなかったかもしれません。
以下愚痴です。
・新聞小説
「頑張る女性☆」「男社会にも、前例ありきな世界にも負けるな☆」的な小説だった
で、実際努力の鬼のヒロイン
そして、「君を守る!」的な男の登場
へー
多分このまま、結婚!妊娠!出産!!ウルトラハッピーで、努力と性格の良さが実った、愛されるアタシ!仕事も、夫との夜も満足☆みたいな感じなんだろうと思う
成人した男女がそこまでの仲になって、そうじゃないことはないだろうし。
フーンと
女は人生に絶望し、もうこれ以上は望めないと思った時に、結婚する。男は、いわゆるトロフィーワイフなのか、なんらかの成功体験と女性としてベイビーを得るのが流れらしい
へーと へーとしか思えないなと
要は、ワンピースじゃないけど、この世の全てを手に入れるアタシの話であって、どうせ、「あんたみたいになれない」とか言う奴が出てくれば
アタシは努力して、ここまで来たの!とか言いそう
努力の鬼だったのは否定しないけど
結局、成功は兎も角、女としてのアタシ!までカバーしてくれるような伴侶を得たのは(略)。
・・・・昔から、大体の小説を読んでもへーとしか思わないなと思い出しました。チャタレイ夫人の恋人にも、理解ある彼氏はでますし。まあ
今も、へーとしか思わないみたいです。 |
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