・ブラックジャック、「震動」の回。
・あれは、男が小石を新幹線に投げつけ、跳ね返った小石が男の妻の腹を突き破った話。出血がとんでもないので、黒男の出番になった
アニメに出来ないなら、やらなきゃいいじゃないと思ってしまう回の、筆頭に近いかもしれない。一応、連載中に同様の案件が社会問題になったらしいので(1975年に騒音・振動で訴訟になった)、リアルタイムの話題だった
ちなみに現在も、新幹線と振動、騒音等は対策中であり、新幹線のさらなる高速化と、対策は常にセット。
・テレビアニメ。結局、「下町の人情」ものでしめたかったのかなと思う。場所は東海道沿線ではなく、恐らく南海電鉄沿線と思われる。(ラピート・・・?)
が、恐らく原作での最大の主張は「国鉄の横暴」だったのかなと思う。あくまで黒男はいつもの通り、手術して、高額を請求する流れだし。原作では国鉄に黒男は請求し、アニメでは一般人に請求している
黒男と患者の関係は、結構ドライなので。
出崎監督くらい、「やっちまった」感でないと患者と黒男の関係は難しい。基本的に黒男は恨まれてもおかしくない関係。原作では、鉄道の横暴がフォーカスされ、アニメでは「お気持ち」で終わったのがちょっと物足らない
治虫先生があの枚数で、一回一回メッセージが濃いのだと思う。しかしメッセージの伝え方が「マンガ」という治虫先生しか出来ない方法なので、アニメで再現できない部分がある
アニメで冗長ともいえる水割りをし。全く別物になったなと思う点が多い。でも「こんなブラックジャックが見たかった」とも言えるので、本当どうしよう。(震動、も怪我したおくさんに「先生ありがとう」とか言える余裕なかった気がした・・・あったっけ)
・テレビアニメブラックジャック。まさかピノコを、金の取り立てには連れて行かないだろうと思ったら、連れて行っていました。原作で震動の回でした。
じゃーラルゴは?飼い犬は?という話になりますが、彼女はペットホテルか、手塚さんのところでしょうか。
だから、ドクターキリコをレギュラーにすればいいのにと。(アニメのオープニングで顔だけチョイチョイ出て来る。あれ?どう考えてもキリコ出てこないだろ、という回なのでギョッとする)
・黒男の、治療以外の外出、これでピノコを連れて行かないことがほぼなくなったんだろうなと思います。紛争地域でも、助手と言う観点ならピノコ必要なので |
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