・まだ10冊くらいしか、十津川ものを読んでいないんですが。あの世界に住んでいたら、私は多分誤認逮捕されそうだなと思いました。(婚期を逃し、同僚の幸せな姿を見て、嫉妬に狂った・・・とか「ストーリイ」されるんだろうなと思う。)
トラベルミステリーと言われますが、本当に旅好きな人物とかはあまりいなくて、「傷心旅行」「不倫旅行」等、人間メイン?なんだろうなと。
故に、
「女は軽い方がいい」「男たるもの〜」みたいな層に受けやすいのかなと思います。男と女のトラブルなら、即行で殺人起きるやんと。
女性、殺され過ぎでは
(北海道新幹線ものでも、「登場人物はおっさんよりギャルがいい」と普通に言われていた おっさん鉄も悪くないと思うが、西村ミステリーは鉄御用達ではない。あくまで普通の人が普通に暮らしていて、鉄道に乗るかな〜乗らないかな〜くらいの線かなと
バリバリの国鉄時代なら、もっとありだったのかもしれない。)
ミステリーって何だろうなと
ドロシー・L・セイヤーズも読んでみましたが、まずは「殺人」ありきなんだろうなと。最も派手で、最も解明されて欲しい事件
ホームズものだと、「不安な時代を迎えたロンドンのスター」としての需要もあったと思いますが、今は、氷菓じゃないですが多量の出血、殺人、ド派手・・・見たさでもありなんだろうなと
東野ものだと、「無邪気な女子高生が、襲われ、ボロボロになって死んでいった」描写を劇中で何回もしていて、正直大丈夫かと思いました。
ミステリーの謎はビッグで陰惨な方がいいのでしょう。饒舌にいやらしく、ホットでエッチに
氷菓の、没になった映画のお話ってどんなものだったのでしょう。多分、女帝が「つまんねえ」と思うようなささやかな話だったのかもしれません。
氷菓自体、「える」という最大の謎は解かれていません。彼女が家や田畑、故郷と自分を切り離して考えられるか?となると不明です
本当のエンディングだったはずの単品の方は、まるでえるっぽい子はいませんでしたし。そもそもえるが注目されるのは予定外だったのか |
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