 ・タイトルにひかれて、西村京太郎を読んでいます。鉄道、あんまり関係ありません。
昔だと不特定多数の人間が、長時間向き合って過ごす場所ということで鉄道は有力でしたが(オリエントエクスプレス等)、新幹線でもわずか数時間で日本列島を移動できます。
鉄道の圧倒的優位はなくなったなと
西村京太郎ミステリーでも、殺人の場所として鉄道はありますが、鉄道以外でも人がバンバン殺されます。だいたい、
・最初の殺人 都内じゃない事が多い?この辺でうっすら鉄が出て来る
↓
・十津川達関係ない 都内の強行犯のみだから
↓
・二度目の殺人 都内が多い?
↓
・やっと十津川達登場 既に連続殺人事件
↓
・十津川達の「ストーリイ」により、犯人らしい人間が浮上
↓
・十津川達がすわと動き出すと、何者かに殺害されている「容疑者」。更に調べると、浮上した人間がまた殺される繰り返し
↓
・よく分からないが「ストーリイ」を十津川と亀井が滔々とお互いだけで話し、なんか分かった気になる。いや、読みたいのは該当者達の起こす「ストーリイ」なんであって、冤罪ギリギリの憶測じゃない・・・(ミステリーで面白いのは、やっちまった犯人の「話」)
↓
・十津川達の「ストーリイ」が実証される。自殺する犯人。尚、警察はあくまで逮捕までであって、本当に罰を受ける〜あたりは別の管轄になるはず
この辺、徹底的に容疑者を「洗う」メグレと、「身持ちの悪い女!」とか決めつけるコメリオを思い出す。メグレは、いわゆる「女」にあまり厳しくはない
十津川は・・・というか、本来のこのシリーズのターゲットである男性?は「女はバカ!!女は金が好き!!女は惚れた男のためならなーんでもする!!殺されて当たり前☆」とかガチで思っていそう そういうコンプラなしの小説でもある
実際むやみやたらに若い女性が殺害される 殺されるの若い男でもいいじゃんと思うが、ホステスだから男とひょいひょい〜とかの話が多い そんなわけあるか? |
|