 ・GW。いつだったか、「全日都内のイベントに参加し続ける」とかやったことがあります。スパコミ・スパコミ・オンリーみたいな暮らしでした。あんな暮らしもう出来ません、いろいろ高くて。
流石に当時心配してくれた方がいて。「竹淵さんの居場所はそこなの?」的なご心配でした。大変嬉しかったんですが。
少なくとも、「家」はずっと好きでもない親戚が連休となると押し寄せて、私や母、きょうだいはコソコソ暮らしていました。父の姉一家×2が数か月ごとに来て、家に住んでいるはずの私達を邪魔にしながら、飲めや歌え、温泉だとバカ騒ぎしていました。私が20代前半までそうでした。
居場所・・・・あるさ二次(二次元で二次創作)と思うのは自然なことだったと思います。今は、祖父母や親戚が死に絶えると、実父が一人で「大騒ぎ」するようになったので、やっぱり「遠征」しています。寂しく生きることにしました。
・なるべくシンプルなものを頭に入れておきたいと思い、グリム童話よりペローとラ・フォンテーヌを選んでいます。
好きなのは長靴をはいた猫です。一見、三男や王様、人食い鬼に従順に見えて、たくみに目的を達成してしまうところです。
無理矢理腕力や、ケンカで目的を達するのではなく。一見すると、卑屈とも言える行為が実は、という話が昔から好きでした。ネコそのものが好きだったので、ネコで幸せになるってのも夢があって好きでした。
好きじゃないのは ラ・フォンテーヌの方ですが、牛になろうとして、お腹を膨らませて、破裂して死んだカエルの話。
ペローとラ・フォンテーヌの方がグリムより好きなのは、ディズニーっぽくないというか、陰惨なのは「きちんと」陰惨な点です。読み口は程よくとも、自分もカエルになるんだろうなといつも思います。
破裂して死んでも、死んだっきりなのがラ・フォンテーヌ。大体、救いがありません。男女の愛の力で奇跡が!的なノリより、余程身に沿う話だと思います。赤ずきんも基本、食われっぱなしだし。
昔受験生の時。あたし、童話で牛の真似してお腹が避けたカエルになりそう、と言ったら心配してくれた知人がいました。ありがとう。 |
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