 ・グンマのブライダル会社と言えば、スワンだったのですが。前橋、高崎の式場全て閉館だそうです。
何回か足を運んだ事のある場所ですが、今の節約志向、物価高、婚姻数の減少など思うと、やむを得ないのかもしれません。
(何故か12月に挙式に招かれ、それっぽい衣装で行ったら、南極のようだったことがある 忘れようにも忘れられないあれこれが、式場にはある)
ちなみに、啓介と恭子が食事した県庁のレストランも、スワングループです。美味しい店です。
細雪で
「日がよくて、お嫁さんを乗せた車を沢山見た」という井谷のセリフがあります。どうして、一目でお嫁さんと分かる衣装で、どうして車に乗っているのかと言うと
多分、生家で着付け→お仏壇を拝むなどしてから→新郎宅か、金持ちなら帝国ホテルなどの式場へ・・・なのでしょう。今みたいに、着付けを式場でというのはなさそうです。幸子たちは、大体家で着つけるんじゃないかなと。
夏目漱石の結婚式は、確か熊本で、非常に質素だったと聞きます。雄蝶も雌蝶もあったもんじゃない、さかずきがかけていたんだから、と道草にあったと思います。
雄蝶、雌蝶とは、三々九度の時の飾りみたいなものらしいです。家で式。ちなみに行人では、家で披露宴ではなく、どこかの神社で式でした。大正明治でも、家と場合によって違うのかもしれません。
谷崎の細雪、帝国ホテルでの雪子の披露宴が絶対書かれると思わせておいてのあの終わりです。下痢って。当時の電車旅で下痢って、線路にぶちまけ・・・ |
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