 ・先に気楽なことを書きます。
新宮ってなんか気になっていたんだよなと。JR西とJR東海の境界です。境界と言えば今は「JR高崎支社とJR新潟支社の境界」「スイカとスイカの境界」など、境界だらけですが、和歌山方面の電化でさらに「境界」になったようです。
徐福伝説。え?中国から船で来るなら、新潟か少なくとも日本海側では?と思いきや、徐福伝説は日本中にあるようです。平家落人伝説みたい(これは本当に日本中ある)。
新宮、ロマンだなあと 鉄でも中華でも日文でも
・女性に年齢の話は禁忌ですが。
香織さん、何歳なん?と
涼介はハッキリ年齢は言っていません。一年上の学年と言うので、年齢を即指してはいません。涼介は大人と子供が〜と言いますが、うん、まあ
結構なお年だったのでは(※当時の初婚年齢が24歳位、会社員だと30歳で定年退職もあった。女性に悲惨な時代だったと思うし、あの凛さんなら香織さんが年上でも、全然あんな感じで接しそう)
若作りと言うか、国立の医学部にストレートで入るなら、いちいちつべこべ言うような立場じゃないんじゃないかなと。
最若で香織さんは22歳
いや、大学生で22歳でモラトリアムやっていられるなら、結構なお嬢さんじゃんと。お嬢さんだからこその、玉の輿なんであって 何の文句が?と
読み返すたびに、涼介が香織さんにため口なのが気になってなりません。初見だと気にならなかったんですが、通して読むと違和感大きいなあと
涼介、数歳年上の女性にため口
「敬語なんて使って、あたしをオバサン扱いするのね!」とか彼女が涼介にキレたとして
そんな香織さんに、涼介は乗るのか
乗った上に彼女を「相談女」にしてしまい、熱くなった後で、彼女だけ死ぬのか。どこの太宰治(太宰は女性だけ亡くなった心中がある)
愚かな女は許していいと思うけど、逆はないなと。香織さんの話は全話通して、凛さんの素直さと香織の「あがき」と、涼介の「ダメさ」が全部出ている
うん涼介、自分でもダメだと思ったから、誰にも自分の「未遂」を言わなかったんだろう。言えば、恥ずかしいことなのだと自分でも分かるから。シュレーディンガーの涼介(あの猫は、あの猫は・・・)
自分の愚かさと、向き合える男でも出来たんだろうか。(松本に誰にも言ったことがないと言うが、あの世界の「お前だけ」「初めて」は信じなくていい 例・主人公) |
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