ツラツラと、エルシドとシュラの事を考えてました。容姿はそっくりですが、前世とかではないので、あんまり出過ぎた事は考えないように・・・と、無駄な努力をしています。
☆矢世界だと、魂が次代に受け継がれるのはアテナ、天馬星座の聖闘士だけだと思います。輝火はロスキャンの勢いからすれば、一輝に何かしらの影響があったと考えても間違いではないのでしょう。ポセイドンとかは、神故に不死なのでカウント外です。
シュラはエルシドの血縁でも、生まれ変わりでもありません。シュラは山羊座の聖衣を得たから、山羊座の聖闘士なのであって、何故エルシドと同じ技を使うかは、この場合考えても答えはないので考えません。
そんなら、シュラとエルシドが対面するとどうなるかくらいは、考えてもよさそうです。エルシドの方がシュラより3歳ばかり年上な事以外は、戦闘面では違う点もそうありませんし、実力も互角でしょう。
ただエルシドは恐らく、シジが次期教皇の座を辞退した一件については深くは関わっていないと思われます。エルシドは自分の立ち位置をよく分かっている人なので、そういうドロドロした中枢からは、上手く遠ざかっている感じです。
そういう意味では、シュラは弱いでしょう。アニメのシュラならいざ知らず、原作のシュラは。サガの反逆にズブリと足をつっこんでいるので、エルシドさんに指摘されれば、スライディング土下座ものです。もう、戦うとかじゃなくなるでしょう。
ロスキャンの聖闘士達は、聖闘士対聖闘士のバトルをほとんどしていません。そこが彼等の、正々堂々としていられる理由の1つです。先代が蟹・魚も含めて、すがすがしく感じられる背景です。
先代の双子座アスプも、読んでいて最後まですがすがしくさせてくれました。彼がサーシャに吐いた捨て台詞は、私も長らく考えていた事でした。
サーシャは、アスプの斜に構えた部分も受け入れていました。アスプはサーシャの良さを認めつつも、多分、サーシャに自分の「邪悪」な部分を見られる事を避けていたかもしれません。「邪悪」の中にアスプの欲望が詰まっていて、正義の女神である彼女に見られれば、自分の願望までも訂正を迫られそうだから。
サーシャの良さを認めつつも、最後まで聖域に染まりたくない、埋もれたくないアスプのもがきを感じます。
平成23年5月16日 竹淵 拝 madeingermany madeingermany193☆yahoo.co.jp |
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