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...... 2011年10月13日 の日記 ......
■ ミラトレに乗れる、きっと   [ NO. 2011101301-1 ]
ミラトレ公式サイトのノベルが更新されていました。豊島園先輩達と傷心の婦人の話なのですが、「心温まる」という言葉が似合います。杉田さんがファンブックのコメントで、「ミラトレの駅達には裏表がない」と言っておいででしたが、その通りだと思います。

「鉄道なんて面白くらい利権がからむ事業」と、青春さんの上越が言っていますが、ミラトレの良さは、それらを一蹴できる程のリラックスだと思います。「みんなでお客様のために」という気持ちの上の柔らかさがあります。

利用者数の確保だとか、赤字幅の圧縮が急務だとか。ホームドアが全駅にいつ出来るんだろう?とか、都営地下鉄の駅のバリアフリーの割合は、他社と比べて遅れ気味とか、都はいつメトロの株を買う事が出来るのだろう?とかは、抜きにして楽しんでいいと思います。

(※「ミラトレ」は都営地下鉄そのもの話ではなくて、あくまで悩める女性のために走る奇跡の電車のお話。戦前から東京の財政が苦しくて、なかなか公営の地下鉄が掘れなかったとか、都が浅草線のために欲しかった赤いラインカラーが、丸ノ内線のものになってしまっただとか、味気ない話は最初から盛り込まれていません。私の認識が明後日なんです。)



ミラトレはリラックスした明るさがいいよねと思いつつ、西新宿五丁目吹が、いつもさわやかな笑顔で覆っていそうなあれこれを、原稿に描くのが楽しいです。病んでいます。いつでもミラトレに乗れます、多分。

吹は

■97〜00年までの間に、多分凛太郎と何かあった。兄弟という気安さに心地よさを求める吹と、競走馬の様な駅の凛太郎に、どんなすれ違いがあったのか見たい。(実際書いてみたものが、今年の夏に出した新刊に収録されています。よろしければ読んでみて下さい。)

■一が飽きて最後まで使わなかったコスメ、ヘアケア、衣類などを利用している気がする。高価な品々を買ったりもらったりする一は、多分最後まで使わない。兄弟なのである程度までは、肌質や髪質が似てそう。

一のクローゼットは、たまに吹が開けて見てやらないと、大変な事になっていそう。もう兄というより母親だ。

■零二が買いすぎた食材とか、珍しがって買ってはみたものの、零二が自分で料理できなかった食材とかもしっかり利用してそう。零二が興味本位で買った韓国食材とかも、本人が忘れてしまった頃に、夕飯のおかずになっていそう。「吹、これなんだか分かんないけど美味いな」とか零二は言いそう。

韓国料理は零二の好物だと思うが、一緒に食べている一の方の肌と髪が一段とツヤツヤ・スベスベになって、さらにキレイになっていたら楽しいと思う。

 
「新宿」という場所自体、ブラザーズの長兄・慎兄ちゃんの開業に始まる繁栄の歴史の街なので、西新宿五丁目駅・吹も「お裾分け」の様な人生を送っていって、それでいいんじゃなかと思います。本人は若干不本意らしいのですが、もうそこは仕方ありません。

平成23年10月13日 竹淵 拝
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