都営とメトロのカラーの違いについて、考えていました。手近な所で、大江戸線と副都心線を比べますと。
大江戸→ 乗り入れ、直通一切なし。都営の他の路線とも基本別。リニアという比較的新しい技術を導入するも、ホームドア・バリアフリーその他の必須工事はこれから。走る地域は都内周遊と広い。自身の足で稼ぐ方向か。駅名の凝り方は、ある意味歴史に残るだろう。
副都心→ 有楽町、東武、西武等と最初から密接。メトロの先行して建設された駅の間を縫うかの様に、渋谷・新宿・池袋と代表的な副都心を狙って走る。最初から恵まれた設備投資。今後は東急・小田急とも近くなり、一石何鳥得るんだろうねという路線。駅名はほぼ行政区そのままで、ドライ。
印象として、大江戸線は戦前から続く都の面目をかけて走っていて、副都心は「企業」たるメトロらしさを反映している気がします。マイペース過ぎる大江戸が、妙にいとしくなるのは気のせいですか。
ミラトレとは直接関係ない話ですが。駅同士が以前から割拠していた新宿駅前において、新宿ブラザーズが生まれた時、大きな軋轢はなかったと思います。彼等が他社の収益を脅かすことは、限りなく少なそうなので。しかも周囲は年上の駅ばかりで、一なんて「可愛いね〜、君が慎太郎さんの末の弟さんなんだね」と、すんなり受け入れられていそうです。
(慎兄ちゃんが「こいつらは俺の弟だ」とフォローする必要も特になかった気がする。先行して新宿において開業していた吹が、暇を見つけては弟達の施工具合を見に行っていて、他社から生温く見守られていそうだから。)
今週末は、原稿をしていません。他にしたい事があったからなのですが、コミケ当落前ですので、まだまだスケジュールは空いています。仮に受かったとしたら、11月中に入稿したいものです。あと10ページくらいは描けるでしょうか。
(無節操にページが増えていくより、しっかり核のある本を作りたい。でも「同じ新宿だし慎兄ちゃんはノルマだよね」、「牛込神楽坂の新宿駅周辺に対するコメントも聞いてみたいし」と、多分節操はない。)
平成23年10月23日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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