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...... 2011年10月29日 の日記 ......
■ 横山先生のプロ意識   [ NO. 2011102901-1 ]
横山光輝先生について考えていました。手塚治虫と並んで語られる方ですが、鷹揚さと寛容さ、手塚治虫とはまた違ったプロ意識があって、好きです。小さい頃からあれこれ漫画は読んでいましたが、数多の漫画から、横山先生のものに出会い、自分の「居場所」のようなものすら感じました。

先生は、競馬と麻雀がお好きだったそうです。その辺も自分で馬を持ったり、麻雀の名人になられたりと、趣味であってもキッチリしているなあと思いました。

今日、なんで先生を思い出したかと言いますと。先生の漫画には、歴史物などで必要に応じて馬は出てきますが、同じくらいお好きだった煙草や麻雀が、場面をねじ曲げてでも出てくる様な事は無かったと思います。

小さい事ですが、大事な事だなと思いました。自分がしているのは二次創作だとしても、先生の孔明が煙草や競馬を楽しんでいる事が無いように、自分も律儀であれと思いました。

(どこまでこの決意が続くんだろう?。新刊は一応現代の新宿を舞台にしている、私が好きそうなものは何でも新宿にある気がする。一が吹を買い物に付き合わせて、疲れさせる事くらい日常的に起きているんじゃないかと思う。自分の嗜好で本編から脱線するのは本意じゃないけど、脱線しそうだ。)



今冬の新刊に、月島を出そうと思っていました。都庁前、凛太郎に続く大江戸線のリーダー的立場になれる駅と言えば、彼かなと思うので。ミラトレの話の中でも「レールウェイフロム月島」は、秀逸な回だと思っています。

姫乃へのエスコートや、励まし方が自然で好きなんです。姫乃のお嬢様ぶりのせいか、ミラトレでありがちな「大勢の男性が初対面の女性を囲んで、隠している悩みを聞き出す無茶ぶり」が他の回より強くありません。自分も月島の行動力、判断力が生かせる話をと考えておりました。あんまり他人に頼らない性格に見えるので、描くのに難しいかなと思いましたが。

そういう月島だから、新宿ブラザーズ・都庁前・慎太郎・凛太郎達の、収拾のつかない日常に活を入れてくれませんか?と思いました。(やはり吹・零二・一に帰ってきてしまう。一は麻雀強そうだ。他社と打つ事もありそうだが、吹が心配してついていきそうだ。・・・自立した性格の月島と、恐らく兄弟達を抜きにして自身をとらえる事が少ない吹。面白くなるかなと思いました。)


平成23年10月29日 竹淵 拝
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