私事で申し訳ないんですが。自分の好みを考えますと、何となく年かさなイメージで、徹底的に自分の趣向その他に馴染ませられて、包容感すら感じられるまで一緒にいられるものを求めている様です。
ミラトレだと、愛梨ちゃんと都庁前パパのくだりが特に好きです。ミラトレ以外の作品でも、何と無しに「甘えられそう」なキャラを、知らず知らず求めています。結果的にそう自覚するだけなんですが。ふと気がついて愕然とします。
二次元なら対等な友人関係、ないし恋愛関係より、年齢差があった方が好きです。親子関係だと、自由な子供と口うるさい親みたいに固定した関係になりがちですし、そこまで離れてしまうと、また別です。
卑近な例だと。「都庁さんが愛梨ちゃんと遊園地にお出かけしても、疑似父子であってそれ以上の関係にはまずならない。愛梨ちゃんが10数年後大人になった時に、都庁さんと再会することもあり得るが、少なくても都庁さんから愛梨ちゃんに何かする事はまず起こりえない。でも、愛梨ちゃんから「お嫁さんになりたい」とか、都庁さんにアタックする事は許される。」という辺りでしょうか。
理屈っぽくなりましたが、一言でいうと「安全な関係」なんです。麻衣さんと都庁さんなら、一息に恋愛関係に発展するという緊張感が(都庁さんには)あるけど、愛梨ちゃんは小さいから都庁さんは保護者です。安全この上ない。
だから何だという事はないんですが、自分の二次創作って、この辺の趣味の追いかけっこだなと、描いた原稿を見直して思います。理由を何かとつけて、一と吹が「兄弟関係」を楽しんでいるので、新宿ブラザーズならありだよと思いつつ、自分の好みに忠実だなとも思います。
吹は一と零二を、目に入れても痛くないほど愛しているけれど、2人にはそれぞれ仕事も駅前エリアもあって、日々充実している。お兄ちゃんはお前達に何もしてやれないかもしれないけれど、お前達が大好きだよと。そんな原稿です。
零二なら「そんなに俺にかまうな」と言うかもしれませんが、一は可愛がられるのが好きそうですし、零二も一が吹と一緒にいたいのなら、自然と3人で寄り添うような毎日になりそうです。(一はああ見えて保守的で憶病なんじゃないかと思う。優しくしてくれそうな相手を好み、凛太郎の様な果敢さは、いまいちないかも。)
(凛太郎はすでに「交際相手」がいるので、あんまりブラザーズと一緒にいなそう。そうでなくても、騒々しいほど慕ってくるブラザーズより、対等に振る舞おうとする都庁前や汐留といったメイン駅と一緒に凛太郎はいたいんじゃないかと、思ってしまう。凛太郎とブラザーズの蜜月ってどんな感じ?)
自分に、兄というものはおりません。弟と妹がおりまして、姉より余程しっかりしています。年齢差がかなりあるので、世代のギャップを彼等と感じます。何と無しに、能動的な下の兄弟を2人も持った吹の気持ちが、分かる気がします。
平成23年11月4日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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