ヘタリア本家様のハロウィーンが、最高潮です。ロマーノのおばあさんとか、難しい事考えなくていいと言いますか、瞬間風速でキャラが動き回るのが、ヘタリアのいい所かと思います。(ヨーロッパにおけるハプスブルク家の隆盛、オーストリア・ハンガリー帝国成立、スペインと南イタリアの歴史とか細かく見ると、それはそれで楽しい。)
ハンガリーさんの男装がいいです。淑女たるハンガリーさんも好きですが、昔に返って男装してオーストリアさんの周囲で剣を振るう彼女も、生き生きしています。彼女のオーストリアへの「抱っこしていいですか?」が最高。
「擬人化」は、元ネタへの愛あってのものだなと思いました。ひまさんのワールドワイドな愛情あってのヘタリアですし、例えばイタリア旅行への感想など語る時も、ひまさんは生き生きしています。
凛太郎とブラザーズの蜜月って、あったのかなと考えていました。凛太郎がミラクルトレインにどの程度乗車しているのか不明ですが、ミラトレが消えそうになった時の様子や、あかりの進退に対する反応など見ると、駅の中で重鎮です。ある意味リーダーの都庁前を越えます。
汐留がミラトレと一緒に消えそうになった時、「一緒に消えてもいい」くらいな事を、凛太郎は言っていました。単に、後輩の汐留を慰める以上の意味を感じます。毎日乗車して来るお客様と、お客様を迎える駅達への、凛太郎の気持ちなんだと思います。
その思いが凛太郎の中で一貫していて、都庁前ともその思いは共有できていて。ブラザーズ、特に吹が入り込む隙なんて無いように思います。吹は凛太郎がミラクルトレインに乗車している間、自分が凛太郎の代りに新宿を守りたいと思うかもしれませんが、そもそも凛太郎が「新宿」というある意味狭いエリアに、どこまで頓着しているのかという話。
大江戸線全ての駅に対し、責任の様なものを感じている凛太郎と、2000年の環状部開業時に「弟が出来た」という思いの方が強かった吹。吹の片思いさにも程があるなと。(都庁前はリーダーで同期だから凛太郎の側にいるのではなくて、都庁前の内面の良さを凛太郎が認めての事なら、吹に勝ち目はない。)
そういう水面下のゴタゴタを、一と零二は知っているのかもしれません。他の駅は、一人一駅なのに、団子のようになっている新宿の自分達を、自然に受け止めていればいいなと思います。
平成23年11月5日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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