madeingermany

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...... 2011年11月23日 の日記 ......
■ 世界的に有名なおっさん達の話   [ NO. 2011112301-1 ]
三国志で一番、ファンの間でイメージのブレる人って誰だろうと考えていました。書店で曹植を扱った漫画があったくらいなので、三国志の世界が好きだという人は、私が好きになった頃と同じように多いのでしょう。

(上記の漫画は読んでいないけど、曹植の身辺は普通に面白いと思う。曹操を始め家族・兄弟・臣下に優秀で個性的な人が圧倒的に多い。文学にも戦争にも強い国。関わる人材も、蜀・呉に比べて格段に多い。劉備つながりの人材しかほぼいない蜀、地元の声が強すぎる呉を思うと、魏が当時の正統王朝でいいと思う。)



身贔屓のような気がしますが、ファンの間で意見がブレる方なのは諸葛孔明だと思います。周郎は、昔と違い「若いイケメン芸術肌の提督像」が世間に定着したので、そんなにブレないでしょう。

イメージとしては。「天才軍師」→「え、別に軍略とか縁のない人よ?」→「行政の方に力を注いでいた人だし」→「一国の丞相まで登り詰めたんだから、やはりそれ程の人」→「でもこの人のしてきた事に突っ込み出したら終わらないよね。」・・・と、自分がそうなのですが、好きでいたら好きでいただけ、色んな顔を見ます。それが楽しいのですし、改めて世に問うこともなく、一緒に彼との時間が過ごせたら私はそれがいいです。

歴史物を読むと、家族って大事だねと思います。優秀で協力的な兄弟がいれば、それだけ戦力になります。核家族化が進み、現代的な世の中ではそんなに注目されませんが、「兄弟」は好きです。

今はブラコン・シスコン・妹萌え等、便利な言葉が溢れていて、逆に不便です。ミラトレの新宿ブラザーズも、存在自体本編でネタ的な意味でしか扱われませんが、自分の本で、有機的な「兄弟」の意味が形に出来たらいいなと思います。



(21世紀の東京・新宿での、「兄弟」の意味ってなんだろう。彼等は擬人化された駅であり、永遠に若いまま生き続けるのに。

他社に囲まれて緊張を強いられる一が、兄がいる西新宿五丁目に来て緊張から解放される姿くらいしか想像できない。駅としてはささやかな吹が、華やかな兄弟をいたわりながら、新宿の賑やかさを自分の物のように感じている姿とか。

自分の駅前での大惨事を目の当たりにして、蒼白になっている零二の力になりたいと思う一、吹の姿とか。・・・現代でも、辛い思いをしている時には家族に頼っていいと思う。)

平成23年11月23日 竹淵 拝
madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@

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