もっと若い頃読んだ、ある三国志を扱った小説で、「孔明は本当なら地方でささやかに暮らしているくらいが丁度いい男だった。」という描写がありムッとした事があります。
ですが作者の孔明への愛情を信じて考えてみると、やはりその通りだと思わざるを得ません。機械的にまで生真面目で、自分を楽しませる事をしない彼は、どこかの小さな農村で家族と晴耕雨読の暮らしをしているのが、似合うと思います。
小さな農村での暮らしならともかく、国家レベルで彼の性向が発揮されてしまうと、彼ももちませんし、周囲も困ってしまうのではと思います。蜀での彼の功績を並べるのもいいですが、もし、パーソナルな愛情を持って彼を見つめるのならば、作者の言う通りだと思います。
私は10代くらいの時、お気に入りの作品やキャラが何かのランキングで上位になれば欣喜雀躍しました。無理をしてでも好きなキャラを押したものですが、今はそれ程でもなくなりました。好きな作品を楽しみ、キャラを愛する事と、その対象物の客観的な何かは必ずしもリンクしなくてもいいと、最近は思います。
そう思うようになったのは、ミラトレに出会ってからだと思います。都営地下鉄について調べた結果でもありますし、もしささやかな駅でもお客様を笑顔で待っていてくれるのなら、例え私が最後の利用者であっても、笑顔で降車したいものです。(※大江戸線は、JRの地方交通線(精算が取りにくい地方路線)といい勝負だと思う。)
ハイスコアがアニメ化だそうです。りぼんの看板漫画が何度世代交代しても、あのギャグマンガは続いていたので、やっと時代が認めたのかなと思います。京介が好きです。あの漫画・・・。
■ヒロインの趣味は喧嘩とカツアゲと、異性を利用して貢がせること(趣味というか日常) ■ヒロインの友達(女の子)が男前で、バレンタインデーにリヤカーで、もらったチョコを運搬して登校する。 ■ヒロインの友達(女の子)の趣味が漫画的に猟奇。
■趣味がナンパで、富豪の末っ子の男子高校生がいる。 ■その男の子はナンパをしては彼女(上の男前の女子)に半殺しにされている。出血死寸前、骨折は日常的。
■ヒロインの彼氏は190センチの強面イケメン ■ヒロインの従兄弟も温厚なイケメンでもてる。ただし従兄はブラコンで、美少年の弟が危険な目に遭いそうになると、人が変わる。従弟とヒロインはそっくりで、時々間違えられる。 ■ヒロインの父もイケメン、職業は住職。母は美人女優、悪女役が似合う女性。父は片思いしていた母を脅して結婚に持っていったので、今でも煙たがられている。
・・・ヒロインの家族関係・友人関係で漫画が出来ているあたり、少女漫画らしいと思います。この漫画を読むたびに、「自分も面白いの描きたい」と思います。設定はベタなものが多いですが、作者の個性次第でここまで笑えるのかと、納得させられます。
平成23年12月3日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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