月刊男前図鑑を聞いています。置鮎さんの「日舞の家元」編を聞きました。いわゆるジェントルな男性ではありませんでしたが、付き合っている女性が去ろうとした時の狼狽ぶりが良かったです。
このシリーズは「女性をちょっと怒らせてみてなだめる」とか「威張ってみせた後で弱い部分も見せる」「謙遜しながらいつの間にかプロポーズに持ち込む」とかいうシーンが多いのですが、「日舞の家元」の場合は、そのいずれでも無かったです。
「愛人同然にしていた日舞の女弟子が、彼の見合い話を知り、彼の側を去ろうとする。見合いは見合いで旨味があるが、女弟子も捨てがたい。大人しく去ろうとした女弟子を無理に引き留めて、いつか一緒になろうと言う。ちなみに見合い話を断るとは言わない。」
この家元は女弟子に「自分の事は忘れても、舞は続けて欲しい。」と言います。芸への愛なのか、女弟子との見えない絆にすがっているのか。彼女にしてみれば舞を続ける事と、家元との「関係」は一つのものだと思うので、無茶言うなあと思いました。
(二次元なら)そういう無茶を言う人が好きです。横車を押す人の声って、置鮎さんの声が合うと思います。他の男前図鑑は例え黒盤でもあくまでジェントルなスタンスですので、置鮎さんの回は異色でした。
多くは疲れているという理由で、以下全て妄想です。ですが正気に返る事は無さそうです。
画力向上に役立たない方向で、自分の原稿を振り返ってみました。ある盛夏、一と吹が一日新宿で休日を過ごしたら?という内容の既刊があります。書いていて楽しかったので後悔はしていませんが、一の好み通りに一日過ごしたら、吹の出費は一日で6万円に上がりました。
エスコートボイスCDを聞いている限り、吹は倹約家だと思います。買い物に行っても、きっちりメモした内容のもののみ買う人でしょう、恐らく。それが一を満足させるだけのために大枚叩く姿って。次の給料日まで悲惨そうです。
一はフルコースでも倹約御飯でも、家族となら、美味しく食べられる子だと思います。納豆、豆腐、おからのおかずが続いたとしても、「美容にいいよね。凛ちゃんみたいに綺麗になれそうだし。吹も僕が綺麗になった方が嬉しいよね。」という理由で、喜んで食べそう。零二は、味がよくてボリュームがあれば満足してくれそうです。
都営は確か私鉄やメトロより給料が低めだと思ったので、周囲の路線より困窮する事もあるだろうと思いますが、この兄弟は楽しく過ごしているんじゃないかと思います。 (※リアルで考えるなら、そうかもなという話。ミラトレは不思議電車なので、「97年開業の吹は一・零二より昇給されているはず」とかは原則考えなくていい。)
平成23年12月16日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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