月刊男前図鑑の警官編・安元さん、駅員編・日野さんの回を聞きました。シナリオ由来なのか、声優さんご本人が感じているテレなのか。両方ともテレる回でした。以前聞いた諏訪部さんの音楽家編などは、ジワジワ語られる情熱がよかったし、羽多野さんの年下編は本当にやられたと思いました。それぞれの回のシナリオと、演じられている方の解釈がマッチしていて、どれを聞いても面白いです。
安元さんの警官編。従妹が毎日交番にお弁当を差し入れてくれるという話でした。女の子が男性にお弁当を差し入れると言うのは、遠回しな求愛だろうなとすぐ思いましたが、この警官は従妹に思いを打ち明けられるまで、気付きませんでした。
「俺はお前の兄貴みたいなものだから」と言いつつ、彼氏がいるんじゃないかと勘ぐってしまうあたりとか、月刊男前図鑑らしい話の膨らませ方でした。「おいおい、今時従妹と恋愛って古くないか?」と思いつつ、逆にピュアでよかったです。
(CDとは関係ないですが、私の祖父と祖母は従兄妹で婿取りです。昔の田舎の農家らしく、血は濃い目です。資産が結婚によって減っていくのを防ぐために、昔はイトコ婚が多かったと聞きます。)
・・・原稿を描きながら、今更ながら新宿ブラザーズはそれぞれ個性的でいいなと思いました。エスコートボイスCDの、エスコート中によそ見していた女の子に怒ってみせる零二が好きなのですが、嫉妬する姿すら三者三様です。一と吹について、公式で嫉妬する場面はありませんが。妄想すれば下記のようでしょうか。
一→(吹がエスコートからなかなか帰ってこなかったとして)感情の流れ出すまましばらく怒り続けて、口も手も兄に出した後で「よしよし兄ちゃんが悪かったな」と、風呂でしみるくらいの生傷だらけにされた兄に甘やかされて収束。自分のエスコート相手には基本ドライ。
吹→(エスコートした女性が実は別の駅に行きたかったとして)一通り西新宿をエスコートした後で、さわやかに「俺は君の好みじゃなかったみたいだね。でもまた大江戸線に乗ってくれると嬉しいな。西新宿五丁目のいい所も、今日君は分かったんだから」と、誠意という名の攻勢に出そう。
零二は嫉妬する事があっても、零二らしくサッパリとしていそうです。言いたいことは、ためずに言いそう。
平成23年12月20日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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