以前「戦後日本の経済史」という本を読みまして、同じ教授が書かれた本を続けて読んでいます。震災後の復興のために書かれた本ですので、内容も最新です。経済の専門家の意見とは、すさまじいものだと思いました。自分は平凡な地方人ですが、マクロな視点で日本経済を見るとこうも違うのかと、驚きます。
テレビで政治家が経済を語る事も多いですが、テレビでは余計な演出や効果が多くて、何が問題なのか見えにくいことが多いです。じっくり本で読んだ方が、分かりやすいです。一応学生の時に経済は触っていたので、意外に「読める」本で助かりました。
学生の時に学んだ事なんて、社会人になったら必要ないとも言われますが。学んだ内容を少しずつ最新のものに置き換える事が出来れば、案外便利なものじゃないかと思います。
先日書いた、「代々木と吹は似ているのか?」という話なんですが。神社・行楽地としての歴史は、吹の方が少しだけ古いです。江戸〜昭和初期に十二社は日帰りで遊べる歓楽地の一つでしたので、明治天皇の崩御のために造られた明治神宮の方が最近のものです。
立地としては。街道の宿場町として始まった新宿が、現在も郊外と都心の間にあって交通の要衝であることに対し、代々木方面は港区に通じる高級住宅街や大使館、海外ブランドの店舗が並ぶ場所です。交通面重視というより、定住している層がこの地区を占めていると思われます。
表参道を興味本位で歩いてみましたら、余りにお金持ち向けの土地で居づらくなり、いそいそと原宿駅に入った事があります。甲州街道や職安通りの騒々しさとは、全く違うのだなと思いました。零二の駅前なんて、時間帯のせいだったのか、焼き肉の匂いが漂っていました。一の駅前も大きなバスロータリーがあるので、人通りが激しいです。
・・・吹の駅前は「静か」なことは代々木と同じです。高級ブティックなどはありませんが、お手軽な定食チェーン店等があって、ある意味お財布的な面で安らげます。あのカニ屋・・・。新宿では慎兄ちゃんの方面等、もう2店舗あるらしいです。しかもカニの看板と並んで、「早くて便利な大江戸線(だったかな)」というキャッチフレーズが掲げられていて、妙にほのぼのします。
平成24年1月3日 竹淵 拝 madeingermany☆193yahoo.co.jp ☆→@ |
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