CDは普段、ネットか近所の書店でレンタルしています。ネットの方が種類が多くて安いのですが、色々目移りして、パソコンを閉じた後で、そういえばあの曲探そうとしていなかったっけと思うことが多いです。書店でレンタルすると、数こそ少ないですが、気になる作品のコーナーを洗うかの如く借りて来られますので、結構楽です。
ただ近所の店ですと。声優さんのCDというと、女性声優さんの作品がほとんどになります。大きな店でしたらそうでもないのでしょうが、近所の店で男性声優さん中心のCDを見かける事はまずありません。残念と言うか、あったらあったで、誰が見ているのか分からない店内でじっくり見るのに照れがあると言うか。
以前買ったあるコミックスの作者のコメント欄に。「このキャラはお気に入りだから、誰が言ってもいいようなセリフをあてている」とありました。読み返すと、なるほどキャラ達の心情を代表するようなセリフを、作者ごひいきのキャラが言っていました。
何の問題もないと思いますが。何故、自分が好きだというキャラに、「誰が言ってもいいセリフ」を当てるのだろうとは思いました。「誰が言ってもいい」と言うなら、「誰が言っても同じ」というニュアンスに近いですし、そのキャラしか言えないセリフを考える方が楽しくないかなと。
また、例えば何かアクシデントが劇中に起きた場合、何人キャラがその場にいようとも、「みんな、大丈夫?」「ここから逃げたい」「何が起きたんだか知りたい」「もしかして自分のせい?」とか、思うことはそれぞれ別でしょう。自分には、誰が言ってもいいようなセリフなるものは、無いような気がします。それが「おはよう」の一言であっても。
週末、原稿をしていました。夏からずっと、新宿ブラザーズを描いています。以下は雑感です。
■吹は付き合った女性から「とてもそうは見えなかった」と言われた事があるんじゃないかと思う。 ■黒執事を見ていたせいか、駅メンにも冷酷な顔があってもいいような気がするが、多分ない。 ■でも各駅の駅前をアピールしたい気持ちは、欲求・欲望と呼ぶに十分なものなので、彼等のささやかな自己紹介がいとしい。
■一はエスコートを仕事だと思っている。 ■一は仕事相手にいまいち夢中になれない子。 ■吹のエスコートしていない時、弟でない時の顔は、結構冷たい気がする。彼は基本優しい人だと思っているが、チラチラとそんな気がする。 ■吹はそういう自分を分っているから、「悩みを解決してあげる」事にジレンマを感じやすい。自分が女性につけ込んでいるような気がするから。 ■なので、そんなジレンマを感じそうにない隣駅のリーダーに、時々複雑な態度を取る。リーダーなりの悩みはあるんだろうと思っても。
■新宿ブラザーズには、零二の心からの優しさと、明るさ、それに自然さが必要だと思う。
平成24年1月31日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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