青山一丁目について考えていました。大江戸線は、住宅地である光が丘から、繁華街の新宿を通り、御徒町方面へ抜ける路線として計画されました。既存の路線達の傾向である、住宅地→繁華街という方向性と同じです。先輩の都営新宿線もそうです。
ただし大江戸線はその長さ、走る地域の広さから言って、全てが同じ性格の駅なのかというと違います。都営地下鉄のサイトに駅利用者数の一覧がありますが、新宿が一番多く、次いで六本木・大門など大江戸線南部の駅達の利用者、北部&放射部と続きます。
メトロ・JR・都営合わせても、路線的に手付かずだったウオーターフロント部分が、大江戸線のかなりの稼ぎです。(これは都の副知事が指摘している部分でもあるので、間違いないと思う。)
大江戸線南部。都庁前〜清澄白河を指します。ホームドア設置も南部の駅達から始まりました。青山一丁目に到っては大江戸線では珍しく、メトロの半蔵門線・銀座線とも交わっていて、利用者も7万人弱と大きめの駅です。ミラトレでどこまで適用されるのかは謎ですが、彼は少しわがままで毒舌という辺りプライドは高いのでしょう。
新宿ブラザーズも、彼等のプライドがあると思うのですが。そもそも、巨大ターミナル駅である慎太郎の力無くして新宿は回りませんし、有力な民鉄ともそれなりにやっていくにためには、余計なプライドを捨てられると思います。
どこまで考えていいのか分りませんが、鉄道以外の仕事も多い他社の規模をまざまざと新宿駅周辺で見せつけられている辺り、3人ともそつなく動く方じゃないかと思います。凛太郎は大江戸線独自のミラトレの業務もあって、他社とそこまで接しないでしょうが。
吹は、こんなツンな子からも先輩として敬われているのでしょうか。若い南部の駅達の方が、西新宿五丁目駅より栄えているのは明白なんですが、忘れられがちな事実として、吹は97年開業なので。
零二と一も、日本最大の繁華街を有する駅であるプライドはあっても、それは他人に見せびらかすような気持ちではないから、日々ささやかに自分のお客様を大切にしているのかもしれません。一は新宿が一番好きで、慎太郎の庇護の下営業しているのが似合う気がします。(兄達から甘やかされているせいで、基本がっつかない性格ではあると思う。)
零二も、高級感タップリの南部の駅達と知り合いかもしれないけれど、自分の駅前を愛しているから、「俺も湾岸沿いの駅だったらもっとお客様が多かったかも」とは思わないでしょう。(六本木・池袋のライバルは新宿だそうだが、零二の場合、兄弟&JR新大久保&西武&メトロと住み分け・協力体制が割とハッキリしていそうだから、必要以上のストレス・プライドは少ないんじゃないかと思う。)
平成24年2月5日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
|