図書館で、東野圭吾を１０冊借りてきました。公立図書館なので限界はあるでしょうが、前から出ている本なら余裕を持って手に出来ます。
（著者はセリフを書くとき、方言指南を受けているのだろうか。関西出身の人だから関西弁については必要ないと思うが、関東でも都内各所・埼玉・栃木・茨城・群馬では明らかに違う言葉を話す。
雅也や亮司の様に、関西生まれのキャラが動く時、彼等の関西弁は鮮やかに輝く。しかし同じ関東でも県ごとの個性がそれぞれあるので、例えば雪穂・美冬が関東っぽくしゃべっても、どこか作られた話し方になる。ただでさえ芝居っぽい女性なのに。・・雅也の隠せないぎこちなさと、亮司の抑えがちな話し方を好きになった。
・・・雅也と亮司、さぞや関東で孤立した思いを抱えたことだろうと思う。・・・大阪に同人誌即売会で出かけた時、当たり前だが自分が大阪弁を話せない事実に直面する。「なんぼですか？」と尋ねてもらっても、群馬弁で回答せざるを得ない。・・・亮司、心斎橋店だから良かったけど、大阪弁でブティックの前でサンタ服でカード配るって、都内だったら目立ちすぎる。）
（・・・自分は夢中になると、他のことが見えない性格らしい。しかし夢中になるものがないと、生きていられない性分でもある。本一冊で生きるか死ぬかを考えるなんて可笑しいと思われると思うが、そうやって生きてきたから、これからもそうすると思う。）
ミラクルトレイン・青山一丁目について。彼は代々木と親しいそうですが、青山のイメージってむしろ六本木・大門・汐留達、港区方面の駅達のイメージに近いです。物価が高そうな方面のイメージ。
既存のキャラと、新キャラをからめて展開するのは、牛込神楽坂と都庁前のような感じでありだと思いますが、ことあるごとに召還される代々木がお疲れじゃないかなと思いました。自分から遊び歩かない分、連れ回される子なのでしょうか。
（代々木。高級感溢れる青山一丁目と過ごした後で、新宿ブラザーズと、零二が駅前の店からもらって来た餃子とか食べて、「親戚っていいなあ」とか思わないものだろうか。逆に「恥ずかしいなあ、この人達」とは思わないで欲しい。・・・新宿は駅も路線も多いし、カラダ張って駅しているって代々木は知っていると思うけど。・・吹なんて、開業して３日でジャケットを着なくなったのは、多分駅同士で喧嘩したか、駅前で起きた喧嘩に混じって破かれたからじゃないかなと思う。）
マクロスＦを見ていました。聞いていた通り、ランカがどんどん表に出ていく展開です。放映当時、あちこちでキラッを目にした記憶があります。
同時に、シェリルにいたたまれなくてなりません。アルトやオズマを見ているとランカは「甘えてくれて、頼ってくれる女の子って可愛い、何でもしてあげたくなる」という感じなんでしょうか。恋愛面で苦戦している美人達が多いアニメですが、ランカだけ突出して愛されている理由は、その辺かもしれません。
番外編の漫画まで読んでしまうと、美人達の中でもキャシーは特に損をしているなあと思いました。ランカが努力していないとは申しませんが、報われない女性が多いなと感じます。（それが人生だとも思えるが、それでは二次元に触れる必要性が少なくなる。）
シェリルのパイロットの勉強をした気持ちとか、劇中で誰も知らないんじゃないかなと思います。病気持ちのなのに、怪我しそうな展開で操縦桿を握った彼女よりも、ミシェル付きで、機体に守られて可愛く歌うランカに軍配が上がるって（略）。シェリルがランカを圧倒する様な展開だと、物語にならないのは分りますが。
平成２４年３月３日 竹淵 拝
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