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...... 2012年03月17日 の日記 ......
■ 池袋監修   [ NO. 2012031701-1 ]
明日は春シティです。今日は一日職場の用事で出ていたので、新幹線の中での1時間の仮眠が有り難いです。西ホールでお会いできましたら、よろしくお願いします。新刊、「新宿☆ウサギ」(配布価格300円、小説・漫画54P 新宿ブラザーズ本)をご覧頂ければ幸いです。


以下は妄想です。細部は適当です。実在する建造物等とは一切関係ありません。


池袋太陽監修、大江戸線にほえろ!西新宿編

■ある平日の昼間、都庁前ホームで都庁が倒れているのを、業務で都庁前駅に立ち寄った一が見つける。一の証言だと、新宿西口駅から歩いて光の輪の前まで来た所で、銃声を聞いた。ホームまで来ると都庁が倒れていたので、駅員に知らせた後で、119番通報した。その後凛太郎を始め、兄達にも知らせた。

■銃声がした時に、都庁前ホームには光が丘から六本木方面へ向かう電車が来ていた。犯人は、車両のドアが開いたと同時に発砲し、そのまま六本木方面へ逃走したと考えられる。一の証言と、駅員も聞いた発砲の音のタイミング、ダイヤとも一致する。

■が、実は西新宿五丁目駅から犯人は乗り、都庁前ホームで犯行に及んだ後、線路上に降りて徒歩で引き返してる。狭い地下鉄の線路上に降りるのは危険だが、ダイヤを知り尽くした犯人は、1,000メートルもない西新宿五丁目駅〜都庁前駅間を徒歩でも移動できるタイミングを知っていた。


■当初は六本木方面へ向かったと思しき犯人の捜索に目が行っていたが、駅達が怪しい人間の乗降車を見逃すはずがないので、行き詰まる。
■凶器は、都庁前が刑事ドラマごっこのために集めていたエアガン。発射音がリアルだからという理由で、非常に精巧な品。
■数日前にその中の一挺を、新宿ブラザーズが都庁前から「かっこいい」という理由で借りていた。零二が事件後に、駅の構内の都庁前のコレクション置き場に返している。

■真相は。
■吹が、都庁前ホームでサイレンサー付きのエアガンで発砲。エアガンは、一が分る場所に置いておき、線路上を歩いて戻る。次の電車が来た時を見計らってサイレンサーを外し、一が空砲を撃つ。その後、一は通報。
■駅員と凛太郎が都庁前ホームに駆けつけた時に、零二は東新宿駅から来て、一と打ち合わせておいた場所からエアガンとサイレンサーを拾い、都庁前のコレクション置き場に戻す。「都庁さん、ありがとうございました」というメモを付けて。


■「もんじゃ」にトリックを看破される。ブラザーズは「俺達が凛ちゃんに嘘なんかつくと思うのか」と最初言うが、「もんじゃ」に積年の何やらを見抜かれる。
■「もんじゃ」がブラザーズを怪しいと思ったのは、都庁前駅で何かあれば、すぐ気がつくだろう吹が、何も見てないし、聞いていないと言ったから。西新宿五丁目駅を通過する時、既に犯人はエアガンを構えているはずなのに、駅である吹は見ていないと言った。

何かと吹を頼りにしている一が、犯罪を目の前にしても、慌てずにきちんと通報し、駅員に知らせ、凛太郎を呼ぶという整頓された行為をとった事も怪しい。あと、都庁前のスケジュール・都庁前駅ホームに詳しいものの犯行でもある。


「刑事物ごっこで都庁さんを驚かせるはずだったが、エアガンの威力が予想より強く、こんな事になって申し訳ない」と吹。「それにしては計画的、かつ恣意的な行動が多い」との突っ込みがあったが、回復した都庁が日常業務に復帰したため、一応の結末を迎えた。


平成24年3月17日 竹淵 拝
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