以下は、ミラトレへの雑感です。
■舞台を見に行くのが楽しみでなりません。いつものメイン駅と、いつもの悩める淑女のやり取りが見たいです。汐留とか元気で可愛い少年なんだろうなと期待しています。
■公式のミラトレと、自分用フィルターがかかったミラトレの差が開く一方です。公式のキャラ達は、女性向け作品という趣向のもと、共通して「ちょっと色っぽいなと思わせるくらいのほのかな色っぽさ」があると思うんですが、西新宿五丁目吹だけ、「女性向け?そうだったね。まあ俺はガチで行かせてもらうけどね」とでも言うような勢いがあって、それが自分用フィルターの素になっています。というか、そういうフィルターです。
これも、あんまり本編に出ない人を好きになった宿命でしょうか。又は、単に自分用フィルターを動かせる様な対象を、私が求めているからなのでしょうか。でも公式の新宿ブラザーズだって、凛太郎や新宿エリアへの思いは三者三様ですし、ブラザーズ内でもあれこれあっていいと思います。愛される弟駅と、弟を守ってあげたい兄駅とでは、もうそこで180度違う気持ちでしょうから。(家族として助け合いたいという気持ちは同じか。)
■幕張海君は爽やかな青年ですが、彼は幕張メッセと同人誌即売会の間で起きたもろもろを知っているんでしょうか。あんなに広大なホールをいくつも持っていて、何故滅多に同人詩即売会の会場にならないのかを調べたら、驚愕しました。
ほとんど京葉線(台風・降雪時に若干の不安を感じる路線)一本で対応するだろう幕張と、バス・水上バス・りんかい線・ゆりかもめが一斉に動く有明を比べると辛いものがありますが。
「すべてがFになる」を読んでみました。さるトークCDで、たっつんが最近読んだ本として挙げていた作品です。理系ミステリーと呼ばれる作品だそうです。東野圭吾もよくそう呼ばれますが、東野作品の場合はもっと俗っぽい部分が強くて、「すべてがFになる」のような、100%理系世界という感じは受けません。
自分は文系なので、単語や劇中の人物達の思考回路には付いていけない部分が多かったです。私は知人に理系の女性がいますが、系統だった理系の知識と考え方を有していても、一般的に言われる様な「理系」っぽい特別な感じはしない女性です。
「理系」とか「科学」というくくりだから浮世離れしているのではなくて、そういう傾向の登場人物達だったんだなと思う事にしました。犀川はともかく、萌絵のポジションと性格は、「理系」というカテゴリーに由来しないと思うんですが。
萌絵は、犀川と世津子の関係を想像して苦しむ辺りは普通の女性だと思いますが、特に彼女の恋を応援しようとかは、思いませんでした。犀川と萌絵は特別な男女の、特別な恋愛になるでしょうから、一般人未満の自分には応援の仕様がありません。
あと「理系」は社会の役に立つような学問である事が前提だと思いますが、「文系」は少なくとも学生レベルでは趣味の色合いの方が濃厚です。生涯賃金も「理系」の方が、統計を取ると高額だそうです。「文系」の世界を愛していても、実用的でない面から、「文系」は自嘲気味な時があります。「理系」と聞いただけで、恐れいってしまうんです、「文系」の人間は。
平成24年4月15日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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