温泉擬人化というジャンルがあるそうです。アマゾンで自動配信してくるメールで紹介されました。ミラクル☆トレイン関連で検索したからでしょうか。
「地下鉄の駅が女性の悩みを解決する」よりも、「温泉と心身共にリフレッシュ」という方が説得力があるかも、と一瞬思いました。ただし、六本木達はは駅であって駅ではありません。あくまで六本木、月島といった街の擬人化なので、簡単に言えば「JR東日本・上越線水上駅」が擬人化された場合、彼は恐らく温泉・アウトドアスポーツ等に詳しいでしょう。
自分の本で勝手に「JR東日本・上越新幹線・越後湯沢駅」を出した事がありましたが、結構楽しかったです。JR新宿駅・慎太郎の所へ観光の営業回りに来た縁で、新宿ブラザーズに付き合う羽目になった駅として。越後湯沢駅は、新幹線の駅でもあるので容積は大きいですし、雪にも負けない仕様です。物産・地酒コーナーも広いですが、利用者は零二より少ないです。
越後湯沢君が新宿ブラザーズを見て、「チャラい東京者が浮かれて雪国にバカンスか」と思うか、「男3人で温泉地って。すごい美形ばっかなのに。ごめん、何も聞かないから楽しんで行って」と思うかは分りません。でも、多分ブラザーズは素直に「雪」ではしゃげると思うので、彼は雪見酒でもいけそうな温泉宿を紹介してくれたことと思います。
温泉。
どうもメールで配信されたCDの情報だと、特に鉱泉である必要はないんじゃないかと思ったんですが。全く余計な意見ですが、温泉って一般に思われているほど人体に優しいものじゃない場合がなきにしもですし、草津の様な刺激の強い風呂の場合、癒される前に温泉が生来持っている硫黄分に負けるのでは。まだ視聴していないので、これは余計な意見です。
昔ながらの温泉地は何かと融通が利かない上に、昔作ってしまった巨大な建造物等がネックになっている地域もありますし、理想のイケメンとたわむれるなら、もっと経済的に潤沢な市街地の方が気楽なのでは。
温泉地・観光地に近い場所に住んでいますと、そういったものに夢を抱きにくくなります。あとどんなリゾートでも、結局は「誰とどんな気持ちで行ったか」ということが大事だと思います。満開の桜や広い露天風呂でも、よい気持ちで向き合わないと、あんまりいい思い出にはなりません。
自分は住んでいる土地柄、「もう仕事でかなり疲れているけど、付き合いで」温泉に行った事が多数あります。「今日は家にいたいなあ。何で出かけるんだろう。まあ桜は綺麗だろうから・・・」とかいったたるんだ気持ちで花見をした事もありますが、結果抱いた気持ちは上記の通りです。
温泉旅館も観光ホテルも、言うまでもなく地下鉄の駅達も、来てくれた人が快適に過ごせる様に、全力で尽くすでしょう。ただし、利用者が「ああよかった」と思うかどうかは、やっぱり利用者の気の持ち様かもしれません。なので、「淑女の悩みを解決しよう」としてしまう駅達は、案外的を射た存在なのかもしれません。
平成24年4月19日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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