明日から6日まで、SCC両日、世界会議、鉄道オンリー(浜松町)へサークル参加するために、上京致します。各会場でお会いできましたら、よろしくお願い致します。
☆矢でサークル参加して以来、イベント前後に社寺へ参拝する事が増えました。東京の道を歩いていると、ふとした場所に、小さなお宮があるせいもありますが。もともと初詣等にまめに行く人間でした。音を上げたくてならない時、アテナの加護は無くとも、近所の地蔵尊くらいになら、精神的に頼ってもいいだろうと思い、思わず足が向きました。社寺に行くと季節感が味わえるので、それを楽しむために行く向きもあります。
今回、久々に花園神社に行こうと思います。新宿に行けば美味いものは何でもありますが、あえて新宿の味として挙げるなら、ここの饅頭かもしれません。田舎者なので、普段食べる饅頭はゴテゴテした味噌味なんですが、ちょっと高級な花園饅頭はいいものです。
(ちなみに群馬には味噌饅頭というものがありまして、餡を蒸しパンの様な生地で包み、甘じょっぱい味噌ダレをつけて、こんがり焼いて食べる軽食です。群馬人にはお馴染みの軽食ですが、隣県にはないそうです。甘じょっぱい味噌を挟んだ味噌パンも美味しいです。)
青山一丁目が、あのハリボーシリーズが好きらしい事を知ると、「きっと新宿の駅達には、新宿の「おふくろの味」があるんじゃないかな」と思いました。
一と零二が生まれた時には、周囲の交通網(=家族・親戚)はほぼ完全にそろっていた訳ですし、お兄さん達から厳選されたものを与えられて大きくなったイメージがあります。(新宿西口駅自体、本当にそんな駅だったりする。JR・小田急・西武・京王・都営の真ん中に出来た駅って、よく出来たよ一。難工事だったらしい。)
青山一丁目縁を見ていると、ミラトレの駅のこだわりって、例えば「月島はもんじゃにこだわる」「汐留の緑茶」とかは、個人的な嗜好、大人が成人した後に自分の意志で選んだ好みではなくて、「育ち」のようなものではないかと思いました。
成人した後に、仮にでも日本人がシュネッケンを好む様になるということは希だと思うからです。シュネッケンを好きになるには、生まれた直後からたしなんでいた可能性が強いです。大人の女性が、堅苦しい伝統の和食を避けて、あえて洋食を好む感覚と、青山一丁目縁がシュネッケンを好む感覚は異なるものです。
女性にはこういう言葉がありまして、「女に生まれるのではない、女になるのだ」と言います。ミラトレの駅達は、それぞれ月島に生まれて、汐留に生まれて、各個努力した面も大いにあると思いますが、基本的に「駅(駅前)に生まれた」んでしょう。
一も、駅になったのではないでしょう、駅として生まれたんです。気が付いたら愛してくれる兄達と過ごし、和三盆仕様の高級和菓子を口にし、日本一の喧噪に囲まれていたんです、きっと。仮に反抗期を迎えたとしても、同じ愛情を与えてくれる兄駅は2つとないので、フェイク的な反抗にしかならなそうです。
平成24年5月2日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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