書いてて楽しいので、ミラトレの新宿ブラザーズ話です。
一のエスコートボイスCDを聞いていると、淀橋浄水場の話が出てきます。西新宿一帯の碁盤状の土地は、浄水場跡地故のものなので、一も知識として経過を知っている様です。ソースは多分、都庁さんでしょうか。兄貴陣もあれこれ教えた様な気がするけど、結局誰を立てればスムーズに行くのかは、賢い一には承知のことかと。
「遺伝子」云々の話は、中学生の授業の内容なんですが、ソースはテレビ番組か何かでしょうか。「遺伝子」なんて、あんまり日常的に使う言葉でもありませんし。零二なら、「俺は遺伝子組み換えの大豆の豆腐でも、全然構わないぜ。普通に美味いし。」とか言ってそうですが。
吹は、スーパーで遺伝子組み換え大豆の食品を買うか否か(二次元イケメンはそういう事しないという突っ込みはなしで)。自分で食べる分には気にしないでしょうが、弟達の口に入るものなら、高めの国産を選ぶかもしれません。根拠はないですが、自分じゃ食べない様な、和三盆仕様の高級和菓子「花園饅頭」をあえて弟達の三時に出すのなら、それくらいするかなと。(「花園饅頭」の柏餅は、スーパーの柏餅の5倍近い値段。税込250円。)
「遺伝子」について。新宿の「遺伝子」がもしあるのなら、吹と一が一番濃く、慎兄ちゃんの遺伝子を受け継いでいると思います。兄弟関係なら、遺伝子の引継は起こり得ないんですがイメージとして。
新宿を構成する要素として挙げられるのが、甲州街道です。凛ちゃんや代々木の側を走る甲州街道が、江戸と甲府を結んでいたので、街道沿いの賑わいは昔からありました。零二の側の花園神社や、四ッ谷さんの所も、そんな感じを引き継いでいます。
もう1つの構成要素である「JR新宿駅」。これは戦後経済の膨張と共に巨大化していった駅なので、若干、甲州街道沿いのアナログな賑わいとは違う手触りです。
日帰り行楽地の1つではありましたが、のどかだった十二社、吹の所の土地が埋め立てられて、ビルが建つ様になったのは、江戸期の甲州街道の整備から見れば、かなり最近の事です。
(・・・イメージですが、 ■凛太郎・零二・代々木は、甲州街道の江戸期の整備→今の新宿 ■慎太郎・吹・一は、JR新宿駅の現代的な膨張→今の新宿)
由緒ある「十二社」ですが、「新宿」に名を変えてから別の人生を歩みだした様です。吹の所を歩くと、かつての名所だった滝が目に浮かぶんですが、今は普通のビル群になっています。
そんな滝が落ちるような十二社に、地下鉄の駅が出来るなんて、誰も想像しなかったでしょう。一も、新宿西口ということで、どちらかというと甲州街道から外れた、十二社の匂いがしないでもないと思います。新宿西口というと大手民鉄のデパートが建ち並ぶ場所ですが、時間を巻き戻してみると、一の所も、広大だった熊野神社の境内の一部だったんじゃないかなと思います。
そんなとりとめもない想像をしていると、非常に楽しいです。吹と一だけが、2人だけで共有できる(西新宿には慎兄ちゃんもいるよ)、「西新宿遺伝子」があるような気がします。兄弟だから皆が皆似ているぶんも大いにありますが、肌感覚でお互いの匂いが似ているのは、吹と一かなと。相手の自然な香りで落ち着けるって、妄想にせよいいと思う。お互いがお互いの感情に優しい匂い。
平成24年5月15日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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