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...... 2012年05月30日 の日記 ......
■ サガ&カノン誕   [ NO. 2012053001-1 ]
サガ&カノン誕です。パラ銀でも双子企画本が出されるらしいので、楽しみです。自分もオールキャラで参加致します。会場でお会いできましたら、既刊のみですがよろしくお願いします。

☆矢で活動しながら、色々自分なりに同人活動について模索しました。いかにして、人様に読んでもらうのか検討し実験もしました。オンリーや大きめのイベントなら、関東東海近畿問わず出ていったので、考える機会と時間は沢山ありました(電車内・駅構内・駅前でよく泣いた。安心したくて西新宿の熊野神社に月1くらいで詣でた。鉄道擬人化にはまっていなければ、心の支えが完全に無くなっていたと思う。)

自分で出した答えは、やっぱり、同人誌即売会に自分の本を担いで持っていって、自分の手で並べるのがよいだろうという事でした。(別に虎の穴の人に会場で声をかけられて、本気になっていざ交渉したら、いい返事がもらえなくて、すねているわけじゃないよ?泣けば嫌な事なんて、忘れるんだからね。)




ミラトレの新宿凛太郎について、考えていました。自分は新宿ブラザーズ本を3冊出してみましたが、思ったほど凛ちゃんを書いていません。凛ちゃんは設定に「心の傷は多いが表に出さない大人」とあるくらいなので、子供っぽい零二や甘えたい年頃の一には、兄弟とはいえ難しい相手だと思っています。

吹も、生まれてすぐに凛太郎が人気者になっていった姿も、ミラトレでみるみる花形になっていった様子も見ていたせいで、多分凛太郎に気後れと遠慮と、満たされない何かを感じているんだと思います。

絶対に他人に傷ついた本心を見せないだろう凛太郎の、唯一心を許せる相手が都庁だったら。吹としては慎兄ちゃんに凛太郎が心を開いているのならまだしも、隣駅で同期のリーダーが凛太郎のそういうポジションだったら、色々くじけそうになるんじゃないかなと。



存在するだけで多くの人に愛され注目されるのが「新宿」なんでしょうが、どうしても、新宿ブラザーズ(主に吹)と凛太郎には壁があるんじゃないかと思います。大した壁じゃないんですが、この世の果てまで越えられない壁が。

吹が孤独を愛するタイプの駅であるとか、達観した性格の男であるとかなら、凛太郎との付き合い方で苦しんだりはしないと思うんですが。可愛い弟といつも一緒に仲良く行動する彼に、そういう月島のような悟りは似合わないと思います。好きな相手とは、笑ったり泣いたり、思いっきり愛し合って欲しいんです。そんなベーシックな思いすら満たしてくれなかった凛太郎と、吹、それに零二と一。


一なりに、必死に兄弟間の見えない壁を、一人でよじ登ろうとしているとしたらいいなと。末っ子の自分なら、慎太郎にも凛太郎にも近づきやすいし、厳格なリーダーである都庁前ですら、凛太郎によく似た美人の自分には甘くなりがちであることを読んでの一の判断。吹が辛い気持ちに耐えている事を知っているから、一なりの吹への愛情表現。


平成24年5月30日 竹淵 拝
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