門前仲町が擬人化されていました。東西線も走っているせいか、利用者数の多い駅です。ミラトレなので利用者数の多寡は、ほとんどキャラの性格に影響しませんが、例えば青山一丁目や汐留の強気な振る舞いをみていると、無関係じゃないんだろうなとは思います。(さらに言うと透吾の利用者は凛太郎の約10分の1なんだが、それを透吾が気にしている向きはない。ミラトレすげえ。)
一も立地と駅の規模を思えば、もう少し利用者数で上位に食い込めそうなんですが、トップ10には入っていません。門前仲町の少し下くらいです。「お前はやれば出来る子なんだ」と指名ナンバーワンの凛太郎に言われていそうです。叱責されても一がマイペースでいると、今度は吹が「一をいつまでも手元で可愛がっていないで、どんどん一人でやらせればいい。今のままじゃ一のためにならない。」と言われるのかも。
吹にしても、一を大江戸線最大の連絡駅としてフル稼働させれば、もっと集客はよくなるだろうとは感じていても、それでは生来不安定な一がもたないことも知っていたりして。一をかばう訳でも、甘やかす訳でもないけど、凛太郎の叱責は生かせないかも。
先月、花園神社で例大祭があったそうです。例大祭というのは、その神社の最も規模の大きいお祭りを指すそうなので、相当ワイドなお祭りだったのでしょう。世界有数の繁華街×新宿総鎮守の大祭ですから。
零二は「俺の兄弟はみんな神社好き」と言っています。神社のどこが好きなのかというと、それぞれ違ってくると思うんですが、零二の場合は例大祭や酉の市の賑やかさが好きなのかもしれません。外の兄弟は、こんな感じでしょうか。理由は少しずつ重なってくると思いますが。
■慎兄ちゃん→新宿のみんなを守ってくれる神社だから ■凛ちゃん→女性が警戒しないエスコート場所だから ■一→普段忙しい家族がたまにでも集まれる場所だから ■吹→彼の仮名称は「十二社」であり、スタンプにもなっているくらいのアイデンティティだから。
ネットで調べると、意外な事に歌舞伎町の神社は、熊野神社だそうです。熊野神社は花園神社に比べて、緑が多い公園に隣接しているせいもあって、閑静そのものですが、「歌舞伎町」自体が新しい町なので、昔の十二社の広大な境内を思えば、西武新宿あたりまで氏子だったんだろうなと想像できます。
ミラトレでは、新宿というと淀橋浄水場から説明しがちなんですが、もう少し「西新宿」をさかのぼるとこうなります。
■江戸時代は森林、農地、熊野神社のとにかく広い境内 ■戦後の経済拡大により、熊野神社の土地も開発へ ■滝があったくらい広い境内は一部浄水場へ ■浄水場が移転したので、区画整理を生かして高層ビル群へ・・・となります。
西新宿五丁目駅について調べていたら、こんな感じでした。今でこそささやかな感じの熊野神社ですが、江戸時代くらいの感覚で言えば、吹〜一の間は全て熊野神社の境内だったと言えます。すごいねえ。
平成24年6月4日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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