アニメのブラックキャットを見たついでに、何となくジャンプSQを読んでみました。普段でもるろ剣とテニスとゲート7は読みますが、矢吹先生つながりで巻頭カラーだったToらぶるを見てみました。男性目線のファンタジーってこういうのかなと思いました。自分が読んでもよく分りませんが、360度どこから見ても可愛い女子が描けるのはすごいと思います。
ひるがえって女性目線のファンタジーって何だろうと考えました。「燕尾服を着た皮肉屋の黒髪の美青年が命がけで自分に尽くしてくれ、ゴシックな屋敷で一緒に暮らす」とかでしょうか(※黒執事)。あるいは「ハチミツ色の髪の、まだあどけなさのあるドジっ子の青年が、一生懸命オレ様な態度で接客してくれるカフェ」とか(※ミラトレの池袋君)
女性目線のファンタジーの方が、舞台装置やムードにこだわりがちな分、注文が多いかもしれません。関係性、シチュエーション萌えとなれば種類は無数に広がりますし、女性キャラは「アイコン」になりやすいけれど、男性キャラが「アイコン」になりにくい感じがします。
(ヒーロー的な男性キャラは世の中に多いけれど、例えば峰不二子に「ガンマン」「警部」「泥棒」等のくくりが不要で、「峰不二子」というアイコンになっている事が挙げられると思う。女性は女性であるだけで押し出せるけど、男性にはプラスアルファが常に求められると、宮崎駿氏も言っていた。)
ミラトレ公式サイトで、甲斐先生の六本木と新宿のラフ画が公開されていました。先生の絵の描き方は、まず裸を描いて、それから服を描くとの事で、前段としての上半身の裸の絵が公開されていました。(昔、すごく上手いサークル様がそういう描き方をされていると言っておられたので、上手い人はそうらしいです。)
男の人が描く男の体って、無駄に願望やテレが少ない分、スカッとします。高級クラブが居並ぶ六本木、昼間でもアレな新宿と東京の二大セクシーさを競うかのようで美味しい絵でした。以下の妄想は、美味しいものを勝手にさらに美味しく感じてみようという挑戦です。
吹って、新宿ブラザーズの中では一番ガタイがいいという事らしいので、彼は今回の公式ラフ画の凛太郎の体の1.5倍くらいガタイがいいってことでいんでしょうか。零二はまだ成長期ですし、一は細いイメージなので、吹の体の「厚み」にいちいち騒いでいそうです。
「何食べたらそんな体になれるの。零二なんてあれだけ焼肉食べても変わらないのに。」とか一がいちいち言う感じで。「凛ちゃんは肌も髪もスタイルとっても綺麗なんだけど、がっしり感は吹の方が気持ちがいい」が一の持論。「頑張れば僕だって凛ちゃんみたいな美人さんにはなれるかもしれないけど、吹の温かさはまた別かな」とかも。
(イメージ的に、「ダイエットしたいな〜」とかで盛り上がる、お泊まり女子会のバスルームの様なきゃいきゃい感なのだが、男同士のそういうトークは謎。ただ凛太郎は気を使わないと一気にルーズな地が出てきそうだけど、吹はきちんと感を維持していそう。そういう意味では「兄」である事が吹の方が身に付いている感じ。)
平成24年6月13日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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