madeingermany

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...... 2012年06月16日 の日記 ......
■ 努力家   [ NO. 2012061601-1 ]
家族から私が唯一誉めてもらえる事が「努力家」であることだそうです。自分は要領もキャパも人様と比べて足らないので、勢いコツコツ生きる事しか出来ません。そんな生き方に自分でムカッとする時があります。なんで自分本来の生き方をしているのに、ムカッとするのだろうと考えてみました(自分本来の生き方という考え自体おこがましいけど)。曽野綾子さんのエッセーを読み、ヒントにしました。

曽野さんの考えでは、努力家というのはわがままなものらしいです。他人からの評価を常に求めていて、自分の身の丈を受け入れないで、それでいて、過大評価されているような恐怖もあって、手に負えないものなのだと。怠け者だと自分自身について認められる人なら、不安的な他人の評価なんで気にしないでいられるのだそうです。

その通りです。もし私が努力家を自認しているのなら、「何か素晴らしい事をやろうとしているアタシを世間は認めなければいけないわ」と主張しているのと似ています。そんな勝手な主張、しているだけ損ですし、永遠に私はムカッとしていることになります。

本当は私は毎日仕事をするのも、休みの日に原稿を描いたり、あてもなく毎月の様に東京まで行ってサークル参加するのも、自分が生きていく上で必要だからしています。働いてお金をもらって、休日にはちょっとだけ夢のような時間を過ごしたいんです。たかがそれだけの事をするのに、アホみたいに人様よりエネルギーが必要になってしまうので、格好良く言うと「努力家」になってしまいます。

新宿ブラザーズ本を作るのは、ましてや本をかついで東京まで行こうなんてするのは、忌まわしい「努力」なんかじゃない、ただの「道楽」だ、そう思うと、少しは楽になれそうです。




黒執事を見直しています。今手元にあるのは、たっつんが歌っているドルイット子爵のキャラソンです。劉のキャラ設定には遊佐さんの演技が大きく関わっていると聞きますが、ドルイットの場合はどうなんでしょう。

思うのは基本黒執事はドロッとした話なので、彼のようなある意味息抜き的なキャラは必要なんだろうなという事です。シエルが復讐と任務に没頭し、セバスチャンがそれを支えるだけでは息苦しいですし、何より「坊ちゃん」の可愛さや、セバスチャンの超人ぶり(悪魔ぶり?)を心底鑑賞する「人間」も必要だと思います。

あと。たっつんって、余裕のある性格のキャラをされる事が多いのかなと思ったりします。もともとの声にゆとりがあるというか、天然のセレブ声なのかもしれません。それでいて攻撃的な声ではないので、聞きやすいです。ライブなどでご本人を拝見しても、たっつん愛されているな〜とよく思います。

(吹もそういえば育ちは悪くないキャラだと思っている。色々腹も立つ立場だろうけど、「新宿」という資産には恵まれていると思う。

吹を含めて大江戸線は、ご近所の有力な私鉄の駅達から、「借金体質の都営の新人駅が、とうとうそういう女性対象の営業にまで駆り出された!」と思われていそうだけど、まあ新宿ブラザーズなら「格好いいでしょ!」と受け流していそう。慎兄ちゃんの財産、実績、性格等のせいか、滅多に焦らない駅達だろうから。)

平成24年6月16日 竹淵 拝
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