青山一丁目、門仲と新キャラの続くミラトレですが。彼等に共通して言えるのは、「育ちがいい」事でしょうか。鉄道だから公共工事にありがちな苦難も、財政的な難題も山ほどあったし、これからもあるだろうに、一向にそういう面には無頓着なのがミラトレかなと。
ホームドアだって、地方の利用者の少ない駅なら設置される気配もない所は沢山あります。零二なんて若い副都心線の東新宿駅と、お互いの設備の事でケンカくらいしているんじゃないかと思いますが、そうでもないのがミラトレ。「俺の利用者の方がお前より多いから、設備だって立派なんだぜ」という認識は、この世界の駅にはないようです。
ミラトレの駅達の「育ちがいい」点について。青山一丁目は本格的俺様キャラという売り出しでしたが、意外に怪談が苦手というのなら、自分の中で相当食い込んできます。代々木も「お坊ちゃん」と言われつつも結構柔軟なので、画一的な「お坊ちゃん」でないのがいいです。
一なんて、女の子だったら「あたし大人になったらお兄ちゃんと結婚する」とか言い出すくらい、大事にされ過ぎた子なんだろうなと思います。実兄の吹を散々翻弄し尽くした後で、自分より早くに素敵な彼氏を作った年子の零子(?)に嫉妬し、可愛らしい容姿と莫大な資産を生かして、10代で結婚したりしそうです。
(色んな意味で、一は男の子でよかったと思う。擬人化作品って、キャラの大半が男性か女性で構成されると思うけど、理由は「男女の物語なんてどう工夫しても語り尽くされているから」だと思う。)
平成24年6月21日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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