公式サイトに出てきた門仲の、とくがわの言葉の意訳能力がすさまじいなと。凛太郎の場合、とくがわ「女好きでだらしがない」→「女性にもててうらやましい」。確信犯でしょうが、最早別の言葉になっています。都庁に対しては、とくがわ「堅物で話になんねえ」→門仲「真面目な方で〜」。
・・・門仲は意訳しているんじゃなくて、とくがわのメッセージを「なんとなく」しか分らないらしいです。でも時々門仲がぼかして意訳しているんじゃないかなと思います。(でもノベル部分でもとくがわが「違う」と言っている時があるので、門仲、それは特技なのか?分る時と分らない時があるということかな)
門仲意訳 新宿ブラザーズ版
吹の場合・とくがわ「影が薄い」 →門仲「奥ゆかしいエスコートが出来る男性」 零二の場合・とくがわ「いつも食い物のにおいがする」 →門仲「女性を身も心も美味しく満たせる駅」 一の場合・とくがわ「え、お前男だったのか?」 →門仲「女性の立場になって悩みを聞ける駅」
「フランダースの犬」の愛らしいパトラッシュのモデルが、実は黒くてたくましい縮れ毛の巨犬だったらしい事と同じくらいの変換能力。
あとノベルの飯田町さんについていくつか。
彼は恐らく大江戸線の駅達に「飯田町跡を案内して」と言われれば、応じてくれると思います。間違いなく。
でもまず何より、彼は都営の路線でも地下鉄の路線でもなく、国鉄時代の駅でもあり、拡大解釈したとしても、「大江戸線」とは無縁の存在です。しいて言えば飯田橋や牛込神楽坂、三田線水道橋駅と親しいかなと思わせるくらいでしょう。
ミラトレの都内における縦横無尽ぶりは、劇場版で何故か路線が長野近辺まで延長されたあたりで、とっくに慣れたんですが、都内の鉄道各社の「美味しいところどり」をここまで自由に行う作品も珍しいなと思います。ミラトレ自体、パラレル・ファンタジー・ファンタスティック電車。
(しつこいが「としまえん」は西武さんのだ・・・。飯田町さんへの協力依頼だって、凛ちゃんが、飯田町さんと一緒に働いていただろう慎兄ちゃんを通じて依頼してくれれば個人的に嬉しいんだけど、凛ちゃんはそんな時は都庁を持ち上げて自分は関わらないでいそう。)
慎兄ちゃんや、中央線の飯田橋さん、今回の飯田町さんあたりは、国鉄が火の車だった事を知らないはずはないんでしょう。仲間だった路線がいつくも消滅の危機にさらされて、自身も大きな変化を経たはずです。彼等のそんな陰りのある部分を愛してこそ「鉄」だと思いますが、そこはミラトレなので。
(ぶつくさ言いながら、ここまで自由な「鉄?」作品は大事だと思う。そうでなかったら、一生西新宿五丁目駅で下車する日なんてなかった。はい。
経済の影響を日々もろに受けそうな新宿一帯の駅だけに、色んな人達の色んな苦痛を見てきただろう吹だが、まあ、目下大事なのは弟達の世話だったらいいなと。)
平成24年6月30日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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