madeingermany

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...... 2012年07月28日 の日記 ......
■ 医者   [ NO. 2012072802-1 ]
年末のミラトレ舞台のチケットは、既に予約済です。一般発売まで待とうかなとも思っていました。予約だとあれこでお金が上乗せされるので。予約の方法にもよるのでしょうが、本体価格プラス1,000円かかりました。ですが、どうにもこらえられず、行けそうな回を2回分予約しました。冬コミ次第ではハードなスケジュールになりそうですが。

なので。ミラトレの事も、今回、そして今後も舞台には出ないかもしれない新宿ブラザーズの事も、信じてみようと思います。架空の存在を信じる、架空の存在を愛する事の不安定さくらいなら、辛いことはありません。




アニメの黒執事二期を見ています。一期よりテンポ良く進むし、話数も短めです。絵柄も都会的になったというか、お洒落になっています。でもどこかシュールで、一期で何かと復讐に逃げ腰になっていたシエルも、関係者を至近距離で銃殺したり、アロイスの腹を剣で刺したりしています。

セバスチャンやクロードがうっとりするシエルというのは、そういう血も涙もないシエルなんでしょう。ある意味完成された魂の姿かもしれませんが(克己故の完成)、一期の、些細なことで動揺しがちなシエルも好きでした。アロイスの、味わってきた深い苦しみと闘っている姿の方が、人間的かなとも思いました。



主人公達のシリアスな姿の側面で、一向にシリアスじゃないキャラもいます。ドルイット子爵です。

彼はグロテスクな趣味との描写が多々ありますが、何故か、アニメ二期で負傷したアロイスを見て、失神しています。「出血をみて失神するタマだったっけ?」「貴方、医学を修めたって設定は?」「彼は切り裂きジャックの容疑者だったんだよ?」と、頭をよぎりました。

開業医でも勤務医でもないのは、貴族だから働かないとか、彼に診察してもらいたい英国民がいるんだろうかとか理由は想像できます。ドルイット子爵ですし。でも、医者らしくアロイスの手当てをしないどころか、失神とは。あの場面でドルイット子爵が出来る事って、黙っている事くらいだとしても、色々設定が混濁したキャラだなあと思います。

決して物語を進める重要な方の男でないにせよ、彼の審美眼とリアクションがないと、陰惨な展開が多い「黒執事」に明るさが足りなくなってしまうので、いとおしいです。(たっつんだからなのか、登場するごとにセリフが長くなる彼だった。シリアスさは激減していった。シエル・イン・ワンダーランドでの出番の多さは、彼への作品からの愛すら感じた。)

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