アニメのミラトレ2話を見ながら、新宿ブラザーズの「描き分け」ってどこでするのかなと思ってました。髪型や仕草は勿論ですが、体格にも個性があります。同じ制服を着ていても、なにせあんな薄着なのでよく見ると違いが分りそうです。全ては妄想です。
■身長はほぼ同じだけどシャツがワンサイズ上で、全体的にガッシリしているのが吹。腰幅が広い。新宿兄弟で一番姿勢がいい。太めのうなじに男性的なエロさがある。 ■何となく細身の印象で、腰もキュッとしているのが一。口や髪など自分の体を触る癖がある。強気な顔はしていても、中身はどこか甘えん坊。 ■細身ながら引き締まった感じの体なのが零二。ポーズも表情もよく動く子。声の抑揚が大きい。アニメの彼のセリフのほとんどが「飯」でしめられていて笑えた。
「ガタイがいい」という観点なら、国立競技場走君もよさそうなんですが、走君は陸上選手の様な爽やかな体格だと思います。吹は、意図的にいやらしい「ガタイのよさ」。
黒執事Uを見ました。一期で「人間には性別があるが、天使や悪魔に性別はない」とアンジェラが言っていました。女王という特別な身分でありながら、アルバートとの思い出にすがったビクトリアへ向けられたお別れの言葉でした。悪魔のセバスが「人間の男性」の姿をしているのは、その方が執事として働きやすいためでしょうか。男尊女卑の時代でもあるでしょうし、人間の女性として、危険な仕事が多いシエルの手足になるのはリスクがありそうです。
でもUでは、悪魔としてもクロードとトンプソン三兄弟は男性、ハンナは女性であるらしいです。ハンナの体が悪魔としても人間の女性と同じように見えるのでそう思う事と、トンプソン達に悪魔間での性別の認識があるようなので。ハンナを見て男性だと思う人はいないでしょうが、悪魔なので、真の姿としては性別がなかったはずなんですが。アロイスとルカへのハンナの思いは、悪魔としての魂の賞味だけではなくて、女性的で母親の様な愛情のように見えるので、悪魔にも「母性」があるのかなと思ったり。
セバスがよく、「マナーがなっていない」「甘えている」と周囲の人間にイラっとしているのは、「自分は悪魔でありながら、やろうと思えばここまで上品になれるのに、こいつは人間のくせに人間同士で作ったマナーが守れない」と怒るのだと思います。性差的な感情は無いように見えます。どんな女性が地上にいても、「こんな女性とは付き合いたい」、又はその逆もセバスは思わないでしょう。
セバスの得体の知れなさは、そこなんだろうなと思います。人間は男であるとか、女であるとかいう事に振り回されるけど、悪魔であるセバスが価値を置くのは「魂の味」だけです。ストイック。
クロードが美少年好きな訳でもないでしょうし、ハンナに「母親の様な愛情」があるのかも不明です。U期は好きですが、人間の「魂」とは何かを問いかける一期の重厚さはありません。Uのシエルがただの冷たい子に見えるのはそのせいです。 |
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