図書館に「私鉄要覧」といった本があったので読んでみました。「鉄」というと国鉄好きな人が多いらしく、私鉄に詳しいのは余程の鉄だそうです。自分もそう沢山の私鉄に乗った事はありませんが、西武と小田急の乗り心地のよさは秀逸だと思います。地元のＪＲ高崎エリアなんて「懐かしい」もののオンパレードです。蒸気機関車が毎シーズン走りますし、普段は鋼鉄車両が走ります。（都心は軽量化されたアルミ、ステンレス車両が多い。ちなみに関西は鋼鉄が多い。鋼鉄のズッシリ感が素敵。大阪環状線が好き。）
何故私鉄にはまるのが難しいのかというと。国鉄なら全国規模で利用出来ますし、田舎と都心（上野）を結ぶ存在なので、田舎住まいの鉄に優しく、頼もしい存在です。大手私鉄はあくまで「都会」の電車です。国鉄よりカバーしている範囲が狭く、地元に進出してくれた東急や西武のレジャー施設を利用する田舎の鉄はいても、やはり私鉄は「はるかなる都会」の電車です。
（関西なら京都、大阪、兵庫問わず広範囲に走っていて、私鉄のふるさとのようなものかも。東京の一極集中ぶりは露骨。ヒエラルキーの極致がＪＲ新宿駅、慎兄ちゃんなのであって自分の好みなのかもしれない。新宿ブラザーズは、慎兄ちゃんの衛星のようなものとも言える。ミラトレが阪急にも走ってくれないだろうか。梅田さんとか見てみたい。）
ミラトレの汐留は鉄なんだそうで、確かに色々知っています。倫子に知識を披露しすぎて、凛ちゃんに怒られています。ミラトレらしいなと。鉄の知識がなくても大丈夫な鉄アニメというか、「女の子はそこまで電車わからなくてもいいよ」と言われている感じがします。女の子というよりも、普通の利用者は「この車両は何系」とは思わないでしょうし、まして「日比谷線なのに東武車両来たよ！赤いよ！」「浅草さんの乗り入れ具合男前！」とかは思わないものです。（←自分の上京時の楽しみの一つ）
そう思うと、普通の人に有楽町線月島駅と、大江戸線月島駅の違いなんて分らなくていいのかもしれません。池袋方面に行きたかったら有楽町線に乗って、新宿方面か御徒町方面に行きたかったら十六夜さんに行けばいいのですから。（日比谷線六本木駅と史君なんて、別人なんじゃないかと思うけど。史君が深い所にいる上に性格が大人しいから、忙しい日比谷さんは史君の顔を滅多に見る機会がない気もする。）
まだ途中までしか見ていないので何とも言えませんが。オメガ、聖衣が箱に入っていないとか、聖衣にオブジェ形態はないとか事前に色々聞いていましたが、受け入れられる範囲かなと思いました。
聖衣は星座を形取ったものですが、宇宙からライオン等のイメージが降ってくる仕様は、「そういえばそうだった」的な驚きがありました。もし、ふにゃんとした聖衣がビニールのおもちゃの様なオブジェになってくれたら、それはそれで可愛いと思います。
星矢で学園っていう展開が、意外でもあり、スッと胸に落ちた部分です。８８人しか正規の聖闘士になれないのは、公表されているんでしょうか。学園の規模を思うと、８８人以上収容出来そうです。カノンじゃないですが、正規の聖闘士の身に何かなければ、一生サブかもっていうのは、学園として過酷かもしれません。
（一応学校なら「頑張れば認められる」と生徒に言ってやらねばならないのでは。沙織さんが光牙に普通の暮らしをさせてやりたかったと言うけど、学園っていう展開に、惑わされて、彼等が「戦士」である事を忘れそう。） |
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