madeingermany

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...... 2012年08月15日 の日記 ......
■ 桜   [ NO. 2012081501-1 ]
読んでいないんですが、りぼんで種村有菜「桜姫華伝」が最終回近いそうです。アニメになるのかなと思って見守っていましたが、沢山あった設定や、人間関係はゴチャッとしたままのようです。

でもこの方の場合、「みんながあたしを愛してる!」という最終回がほとんどなので、どんな伏線でも本筋でも、結末は大差ない気がします。実力が決してないわけではない方なので、きちんとした脚本を書いてくれる人と組めば、いい作品も出来るんだろうなと思ってました。



BL、GL大好きなのも有名だけど、それだけでやっていけるなら、すごいとも思っていました。人を楽しませなければいけない仕事って、考えなくちゃいけない沢山の事があると思うんですが。多分、普通の「友情」を描こうとしても、自分が作ったキャラに投影している自己愛が強すぎて、友情とは呼びにくい程の独占欲と支配欲になってしまうのでは。

灰音と潮とか。劇中での言いたい事は分るんだけど、あれは友情じゃないでしょう。デビュー頃から垣間見せていた、「他人への無意識の束縛嗜好」が年々濃くなっています。身近な人と親しくなるのは大事な事だけど、あそこまで束縛大好きな傾向が強いと、ノーマルな雰囲気が仮に劇中にあったとしても埋没します。

BL、GL好きなのはいいのだけど、愛の形が一方的だなあとは常々感じてました。あれだけ多くのスタッフに囲まれて仕事しているのに、そこは指摘されないのかなと思います。もっと、お互いを尊重できるような人間関係を、この方が描けていたならよかったのにと思います。BLだGLだと言っても、根幹にあるべきなのは相手への思いやりだと思うので。



自分は趣味で休日に何か描くくらいだけど、やっぱり色々考えてしまいます。でも趣味なので、「楽しく出来れば」と思えるのが救いかも。

・・・・ミラトレしてると、そんなに気持ちが焦らないから助かります。ゆったりした作品ですし、スタッフからも余裕を感じます。新宿ブラザーズを描きながら、焦る事も急ぐ事も無い気がします。何で、以前のジャンルでボタボタ泣いていたのか。肯定的な理由として、「泣く」キャラ・場面が大変多かった事があります。少年ものとはいえ、好きなキャラが後悔しながら血を流して死んでいく所を何度も見てしまったので、多少、どうかしていたのかもしれません。

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