スラムダンクの湘北というと、赤木と木暮のアメとムチですが。他校にもそれらしいものがあります。翔陽の花形と藤真です。花形は好きすぎるので後で語りますが、想像上では陵南でいうなら越野と仙道でしょうか。魚住の代では、田岡と魚住の呼吸が素晴らしいです。仙道は、コートの外ではフラフラしているので、アメでもムチでもない気が。
越野宏明。
黒板漫画で事実上のキャプテンは俺と言っていましたが、実際に彼のいう通りじゃないかと思います。遠慮しそうな植草や、繊細なフクちゃんが部の舵取りをするかというと、しない気がします。フクちゃんは上下関係にうるさいけど、例えば彦一に練習の準備などをさせることはしても、部としての計画には無関心か実効性が薄そうです。
田岡とうまく呼吸が合いそうなのは越野の方ですし、無駄に仙道にからまないのが越野かなと。恐らく魚住がこなしていた細かい業務を、本来するべき仙道に代わってこなしているのは越野だと思います。「準備できたら呼んで」と仙道が釣りに行ってしまった後、文句言いながら後輩と練習していそうです。
性格的に向こうっ気の強い越野が。花道・信長にも同じくらいの勢いで言い返す越野が。ウルトラマイペースな仙道に代わって陵南を支えていると思うと、笑えるやら泣けるやら、楽しいやらです。お疲れの越野に「大物が釣れたから怒るなよ」と仙道は平気で言いそうです。「お前がいるから大丈夫だと思った」とか、殺し文句たれそうな仙道。
「こいつは俺がいなきゃダメだ」と思ったが最後でしょう、越野は。フクちゃんの勝気さは仙道にすら向く、あくまで単騎決戦的な勝気さです。フクちゃんはエネルギー満タンでも、「後輩の世話を焼く」エネルギーは少ないと思います。
先日、江ノ電に乗って鎌倉高校まで行ってしまったので、この海を見ながら〜と妄想してきましたが。あの越野なので入学当時は仙道をライバル視したと思います。でも、「こいつにはかなわない」と早々に思ったのだと思います。（でも恐らく学校付近に一人暮らしをしている仙道に、「練習行こうぜ」と声掛けする努力は放棄したと思う。言いたいことは「気が済んだら体育館来い」だけ。・・・・劇中、もっとも一人暮らししてはいけない男が独居中のスラムダンク。）
花形の場合は、完全に藤真が主導権を握っているので心配ありません。黒板漫画のあの新しいメガネ、藤真のセンスだと思います。「あんなメガネ選んだら、お前は怒るか嫌がるかして、かけないと思った」と後で花形は藤真に言われるんだろうなと。Content-Disposition: form-data; name="image"
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