madeingermany

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...... 2012年09月12日 の日記 ......
■ 選手層   [ NO. 2012091201-1 ]
スラムダンクで田岡が湘北は選手層が薄いと指摘しています。赤木、三井、宮城、流川が抜群の選手であるが・・・と言いたいのだと思いますが。自分は、ガードとしてのヤスも結構好感触だと思っています。

結果的に田岡の見方は、桜木と木暮に覆されます。3年の木暮に練習試合の頃から何度も3Pを許しているので、木暮については田岡のミスかなと思います。出るたびに、何かおいしい場面を残していくのも木暮ですから。

桜木への誤算については、もうこれは田岡のミスじゃないと思います。田岡の陵南での指導はいかに厳しくとも高校らしいものだと思うので、特異な練習をこなし、特異な身体能力を持った桜木の数か月での変身ぶりは、想像の外だったのでしょう。



仙道は桜木の成長を予想し、流川の行動パターンも大体読めているのだから、仙道が田岡とチームの作戦的な話をすれば、桜木対策も練れたのでしょうか。(仙道のプレイも随所で田岡の想像を越えていると思うんだが、そこは問題ない)

残念ながら、十分な対策は出来なかったと思います。桜木に似た身長であり、性格も似た部分のあるフクちゃんは例外ですが、植草、越野、池上あたりでは、桜木のスピード、パワー、ジャンプ力についていけません。桜木は「ダンプカー」です。魚住でもファウルしてしまう可能性が高いです。(陵南の選手層も若干薄い)

越野の身長、体重では彼がどんなに練習したとしても、桜木に追いつかれ、ブロックされ、パワー負けします。普通の高校生としての身体である越野と、もともと「ジャンプシュートができないなら遠くてもダンク」出来る桜木ではもう。




でも引けないのが越野であって陵南。越野を「欠かせない」と言い切る田岡は、本当に「普通のバスケ」としての指導者なんだろうなと思います。安西先生なんて、「MVPプレイヤーでもぐれればそこまで」「逸材・流川の入部前は赤木に練習を任せていた」あたり、見込んだ選手にはいろいろ考えるけど、その他の部員には冷たい気がします。

超人ばかりのスラムダンクの中で、普通の男子高校生の越野と、同じくらい普通の茂一を見ていると、心が休まります。仙道は他校に入学していたら全国に行けたかもという部分もありますが、鎌倉の海で越野に探されながら、釣り三昧なのも彼の幸せだったのかかとも。

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