以前、職場で「竹淵さんは打たれ強いね」と言われたことがあります。言った相手が自分の上役だったので、「褒めてくれているのはありがたいけど、部下が打たれる前に、行動を起こしてくれてもよかったんじゃない」と少し思いました。別の人から「タフだ」「よく耐えている」とも時々言われます。
自分ではそう思わないかもしれません。大体、「仕事の一部」か「まあ選んでやってることだし」と思います。置かれている状況に自ら反発し、たくみに切り抜けられる技量がない自覚があるので、「これだけやっているのだから、なんとかなるだろう」と思うまで、過度に取り組む傾向があるようです。そのうち破綻しなきゃいいんですが。
二次創作をしていても、何だかんだいろんなキャラと出会っているはずなのに、自分の考え方をキャラに植え付けているようです。ミラクル☆トレインの吹なんて、外見だけなら「気さくな好青年」以上の感じはないのに。(でも「清水橋」への思い入れや、凛太郎との関係を思うと、ねちっこい部分はあると思っている。)
時々パーッと特急にでも乗って、まだ行っていな温泉地にでも行きたくなります(いや、時々行くんだけど。伊東とか鬼怒川とか箱根とか。特急&温泉宿の組み合わせは無敵。新宿ブラザーズが「お出かけ」する小説を書いてみた。鉄道駅と温泉宿なら地元に沢山あるので、ネタは豊富だった。)
阿房列車の内田先生の随筆を読んでいます。百ケンと書くと文字化けしてしまうので、下の名前で書けません。夏目漱石に私淑していたという経緯だけあって、時々思い出したように「猫」や「坊ちゃん」の話題が出てきます。鈴木三重吉、芥川龍之介と親交があったそうなので、リアルタリムな漱石一門の様子がわかって、なんだか楽しいです。
読もうと思ったきっかけは、ミラクル☆トレインの東京零さんが読んでいた事です。鉄道趣味と言うと、何かと内田先生の名前が出てくるので、読みたくなりました。鉄道好きか、漱石マニアには既知の人だと思います。一般受けしていないのか、図書館で借りたら4〜5年に一度の貸し出しでした。
話の内容は、几帳面な零さんが読んだら叫んでしまいそうな部分もあるかもしれません。ゆっくり歩いていて、電車に乗り遅れたとか。昔のことなので、車両の中にゴミを捨てたり、車内喫煙が自由だったり。 |
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